momomo1124’s blog

好きなものなどひたすら壁打ちしています。

魔界の住人になってしまった話

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ENHYPEN MANIFEST IN JAPAN 1月22日の大阪公演に行ってきました。

結果、遠方ではありましたが行くことを決意して本当に良かったです。

 

ネタバレについては公式のSNSで思いっきりされている上に、今回の日本の追加公演は昨日で終わりだったので普通に書きます。

 

まず演出が良かったですね。バックの映像や照明、ペンライト演出、後ろに風船がついた突然のファンシーな車型のトロッコ、バックステージがドームならではの使い方をされていて良かったです。やっぱりメンバーさん達がなるべく近くに来てくれるのは嬉しいですね。

照明も前回こんなに凄かったっけ?と思ったのでおそらくパワーアップされていたのと、ペンライト演出も同様にここまでではなかったはずなのでとても綺麗でした。

 

ただ一つ、音響は今回は良くなかった気がします。全体的に音が篭り気味に聞こえたのと、歌(ボーカル)と音のバランスがあまり良くなかったような。これは会場の問題だと思います。それか前回が良過ぎただけなのかもしれないですが。

曲が好きなのと演出が良かったのでそこまで萎えることなく盛り上がりましたが、音響良かったらもっと良かったかなーといった感じでした。

とはいえ彼らの人気を考えたらここ以下の会場でやるのはもう厳しいと思うので(彼らの人気に収容人数が見合わない、チケットが取りづらくなるという意味で)今後は自分の中で音響問題とどう折り合いをつけていくかですね。

まあそもそも今後チケットが取れるのかという問題が先にきますが。

 

それはさておき、ライブの所感としてはやはり満足度は高かったです。遠方から行った甲斐がありました。

会場の規模や席的にも前回とは違った楽しみ方が出来て、今回は割とパフォーマンス全体を見たりモニターを見たりしていました。

全体的にパフォーマンスが綺麗に揃っていたし、歌声もしっかり聴こえてきたのは言わずもがなで、モニター越しではありましたがメンバー皆様の表情管理まで凄かったですね。前回はほとんどモニターを見なかったのでこれは新たな発見でした。

とにかく迫力があって、絶対ライブで観た方が良さが伝わると思います。(曲も個人的にはかなり好きなのですが、一発でガツンとくるよりじわじわくる系だと思っているので)

なので公式のSNS(インスタグラムのストーリー)にライブの様子を載せてくれていたのはありがたかったですね。

前回はこのようなことはなかったのでネタバレ嫌な方からしてみれば思わぬところからのネタバレだったかと思いますが…

個人的にはライブの様子の一部は公式のSNSでどんどん載せて欲しい派です。何事も見てみないとわからないし、皆様まずは無料で見れるものから見ると思うので。基本的には良いのかわからないものに先ずお金を出そうとはならないですしね。

 

メンバーの皆様も前回より笑顔が増えていたような気がして、ステージを楽しんでくれていた感じが伝わってきたのは良かったです。

 

ここからは個人的な話なのですが、彼らは私としては本当に丁度よく好きでいられるんですよね。距離感がちょうど良いというか。

ライブに行くと彼らが一生懸命ステージの準備をしてくれたんだなと伝わってくるパフォーマンスを見せてくれるので、自分も頑張ろうと活力をもらえるのが良いなと思いました。

自分で自分のことを励ましきれないところを彼らに背中を押してもらえている感じがして、彼らのことが好きであることに必死というより(それはもちろんライブに行くくらいなので曲とかは好きですが笑)、自分のことを頑張ろうと思えるんですよ。

これって個人的に理想の推し活なんですよね。

 

結局彼らをいくら好きになろうと基本的にライブでしか彼らを見ることはないので、現実はまた自分が自分のために頑張らないといけないし、彼らがこんなに一生懸命ステージを準備してくれているのに恥ずかしい姿で行きたくないなと自然と襟を正されるので、前よりも健康になりました。

彼らのこういう姿勢は出来ればそのままであってほしいですし自分も継続していきたいですね。

 

理想を押し付けるというより、別にこちらも何とも思わなくなればライブ行かなくなるだけなので。

好きであることに必死になるのではなくて、自分のことも頑張ろうと思わせてくれて感謝したいです。

 

正直今回もスケジュール的に無事に開催されるか不安だったのですが、無事に公演を終えてくださって良かったです。

良い思い出になりました!お疲れ様でした。

 

個人的に良かった、印象に残った演出等は別途書きます。

ELLEGARDENの16年ぶりの新譜出ましたね

おそらくもう10周はしてます。

 

先ず、新譜リリース本当におめでとうございます。

とても嬉しいです。そもそも活動再開すらほぼ諦めモード(もちろん希望は捨ててはいなかったですが)だったのに、リアルタイムで新譜を追えることが出来るなんて…夢のようです。今でも夢見心地です。

まあついこの間までやったいたツアーは当然最初から最後まで落選でセトリ見てしばらく落ち込んでいましたが、これから当たる布石ということでいいですよね?いつか必ず当てます。

 

茶番はここまでにして、せっかくの機会なので早速正直な感想を。

1周目は…ちょっと最近日付跨ぐまで起きていられなくて、0時は寝てました。ごめんなさい。

でも1時に自分の楽しみな気持ちが勝ってふと目が覚めたんですよ。すぐ寝ようと思ったんですけどいや、新譜!新譜!ってなって半寝状態で聴きました。何やってんだ

 

半寝状態でとりあえず先行でリリースされていた2曲以外を通しで聴きました。

 

 

そしたらなんと……………………………あんまり覚えていませんでした。覚えていないというか記憶に(印象に)残った曲がなかったです。

強いて言えばチーズケーキ・ファクトリーのサビに若干のエルレの片鱗を感じたくらいで、いい曲すぎて秒で目が覚める、ということはなかったです。

あと、ELLEGARDENのアルバムを聴いているという感覚が全然なかったですね。基本ポジティブなのでメンバーの方々の個々の活動で得たものをフィードバックしてブラッシュアップしてきたのかな!と思っていました。

 

というわけで、これはきっとじわじわ良さがわかってくるスルメタイプのアルバムなんだろうな、と思いまた寝ました。

 

ちなみに後述しますが、Strawberry Margaritaはイントロから秒であっ好き…こういうの大好き…となりまして、なんなら今年リリースの中でベストソングだしELLEGARDENの中でも相当好きな曲に食い込んできたくらい。

このテンションで新譜くるかと思っていたので相当ワクワクしてたのですが…なんだこの温度差。

 

少しの不安とELLEGARDENの音楽を聴かなくなる自分を想像したくなくて不安定なまま2周目。

 

ちょっと待ってえ え や ん ! ! !

でした。

この時点ではダークファンタジー、Bonnie and Clyde、瓶に入れた手紙、チーズケーキ・ファクトリー、Goodbye Los Angelesに対して手のひら返ししました。手のひら返し早

今はPerfect Summerに手のひら返し中です。

 

ここまででまずまとめると、

・今までのELLEGARDENのアルバムとは一線を画してるので、「ELLEGARDENの新譜」に何を求めているのかでかなり評価が割れそうです。

・今までは1発でわかりやすいメロディーで馴染むのは早かったですが、むしろそれがELLEGARDENの特徴でもありましたが、今回は少し時間がかかるかもしれません。

・何周かしたらより味が出てくる新譜なのにヴィンテージみたいな面白いアルバムです。ノスタルジックなメロディも多い気もしますし。疾走感はほぼないですね!全体的に曲のテンポが落ちています。テンションも余裕のある落ち着いた感じ。

・今までのELLEGARDENとはかなり印象が違うので、今までのELLEGARDENが合わなかった人に逆にこのアルバムから入ってもらうのは大いにアリな気がしています。

ただ、今までのELLEGARDENとは印象がガラッと変わっているのは確かなので、動揺したりする人の気持ちはわかるというか私も相当動揺していましたからね。

 

とりあえず、今までの一般的なELLEGARDENのイメージとは一線を画しているものであって、ずっと好きだった人はむしろELLEGARDENの新譜だと思わないで聴いた方がフラットに聴けるのかも、とも思ったりしました。

 

ここから下は、軽く1曲1曲の印象を。

1.Mountain Top

今作では1番最初に、なんなら活動再開後1番先に出た曲ですよね。

ELLEGARDENが帰ってきたぞおおおおおってテンション上がりました。そこまでアップテンポな曲ではないのですが、サビ前〜サビの爆発感がELLEGARDENだわこれ、となって、これからの期待値を上げてくれた曲です。

Dメロ、ゆっくりテンションが上がるというか曲名になぞらえるなら山頂に近付いていってる感じがいいですよね。

 

2.Breating

イントロでちょっと期待感を持ったものの正直今でもあまりピンときてないですが、これはライブ映えする曲とみてます。ライブに行かないとわからないので、そろそろお席をご用意してください。

 

3.ダークファンタジー

今回全体的にメロディーがヴィンテージっぽいというか、伝わりますかねこの表現。ライダースの古着みたいな感じなんですよね。今だけ消費されるというよりこの先何年も残り続けることに意識を向けているのかなと思いました。そりゃ1発じゃ良さはわからないわけだ。

この1曲で世界観、物語が出来上がっていて素敵なんですよね。テントで絵本読んで時々夜空眺めに行くかのような気分になれる不思議な曲です。

 

4.Strawberry Margarita

問答無用、大好き、公開初っ端でぶっ刺さりすぎて今年のベストマイソングなのでは…と思いました。疾走感、メロディー、ギターの効き方、ラスサビ前、どれをとっても最高の要素しかない。

本当に好きな曲です。

 

5.Bonnie and Clyde

これは2周目で耳に留まって、イントロ〜Aメロのギターが好きなのでつい聴いてしまう感じ。何がいいってサビの終わり方なんですよ。からのDメロでまた一気に引き込まれて、無意識のうちに曲に意識を持っていかれてるこちらも不思議な曲です。

 

6.瓶に入れた手紙

だいぶELLEGARDEN(概念)じゃない。Bメロとか何。エルレにこんなんあったっけ。好きですけども。でもサビがめちゃくちゃ良いんですよね。

ELLEGARDEN(概念)としては??????ですが、曲としては私個人的にはこういうヴィンテージテイストな音楽が好きなんだなあと今回気付かされました。

これも聴けば聴くほど沁みるパターンかと。あとは今までELLEGARDEN聴いてこなかった人にもお勧めしやすそう。

 

7.Firestarter Song

ライブで真価を発揮しそうなのでライブで期待。

普通にかっこいい曲です。

 

8.チーズケーキ・ファクトリー

とても平和なRed Hot、Pizza Man、BBQ Riot Song(これが1番近いかな)…このあたりですかね。

サビの爆発感、メロディーは個人的に凄く好きです。なんならメロディーの好みはかなり刺さってます。Dメロ〜大サビが結構どれも良い。いきなり静まり返ってからディダ・ラ・バダで魔法かけてドカンとサビくるのめっちゃ夢ある。感覚としては今までELLEGARDENの音楽に馴染みがあった人には馴染みやすいかもしれません。

 

9.10am

普通にかっこいいですしこちらもライブで真価を発揮しそうな感じですね。ライブに期待。

ラスサビ前からのラスサビかっこいい。

 

10.Perfect Summer

今作1番の不思議作。今まであまり触れたことのない感じの音楽で、周回するごとにじわじわくるんですよね。夏に夕焼けの海をバックにして散歩しながら聴く曲でいいのでしょうか…

合間合間に入るギターが不思議な音色しているんですよね。

テイストとしてはthe HIATUSの影響を大きく受けているような。いまだにどう受け止めたらいいのかよくわからないけれども、聴くごとに心地良くなっていく魅惑の曲です。ラスボスはこの曲かもしれない。

 

11.Goodbye Los Angeles

先行2曲除いたら個人的にはこれが1番ヒットしました!私の中のELLEGARDENの音楽のイメージにも合致したし、サビのラストが好きすぎる。

みんなで円陣組んで歌って楽しむ景色が浮かんできますね。これはライブでの景色が楽しみな曲。

大サビまでの盛り上げも完璧、皆さんきっと最後のyesterday〜イェエェ〜エエエェ〜は一緒に叫びますよね?私は叫びます。

ELLEGARDENならではのライブの景色、メロディーの強さが1番濃く現れてる気がしました。

ELLEGARDENの皆さんがロスでまたなー!って言うように、ライブではファン側がELLEGARDENにまたなー!(現実にはそのまたなが何年後にもなるのですが笑)ってなる、カラッとした別れのイメージにピッタリで、そういう意味でも1番好んで聴いていますね。

 

個々の曲の印象はこんな感じですが、ライブ行ければまた手のひら返しすると思うので悪しからず笑

 

総評としては、聴き込めばELLEGARDENのブラッシュアップした覚悟と曲の味が出てくるので、ぜひ諦めないで聴いてみると良さがわかってくるかも!という感じです!

もちろん受け入れられないとか良いと思わない人の気持ちもわかるけれども、かつてのELLEGARDENじゃなくてもう現在進行形のELLEGARDENで、彼らは進化しているんだという覚悟とともに聴き込んでいけば結構いいアルバムなのではないかなと思いました。←まあこれは重いですが、逆を言うと今までELLEGARDENに興味なかった人におすすめしやすいアルバムになったのかなーとも思います。

 

全肯定オタクじゃなくてすみませんが、今はとても気に入っていて1日2周以上はしてます。

またライブに行って印象が変わる曲が出てくるかもしれないと思うと楽しみですね。

魔界の扉を開いてしまった話②

今月の16日にENHYPENから魔界の扉を開いて以来帰って来れていないので、魔界から個人的ベストアクトトップ3をピックアップします。

でも本当にどの曲が来ても嬉しかったので終始楽しかったのが大前提で!

一応ライブでやった曲のネタバレを含むので(公式がライブの曲のプレイリストを載せていましたが)嫌な方はブラウザバックしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早速行きます。

3位はForget Me Notですかね。

普段は韓国語の曲ばかり聞いていて日本語曲も日本語Verの曲も聴く頻度は低めなのですが、これは日本語曲の中だったら1番好きになった曲ですね。

音源だと結構エフェクトかかってしまっているんですが、ライブではしっかり生歌で歌ってくれてそれが凄く良くて、なんならエフェクトそんなにいらないのになーと思いました。しっかりお上手ではないですか。ソヌさんの声好きなんですよね。

メンバーの皆様日本語頑張ってくれて本当にありがとうございます。

 

日本ではおそらくどの会場でもセットリストは変わってないはずですが、この曲がアンコールの締めっていうのが予想はしてなかったけども本当に良かったんですよ。楽しさと充実さと満足の気持ちに少しの終わって欲しくない寂しさがあって、

メロディにこの気持ちが凄い合ってるんですよ。

でもさわやかに終わらせてくれるのがまた爽快感があっていいんですよね。スッキリしたようで寂しさがあったりでもすごく楽しい時間を共有できて。

この時は私は叫べるなら多幸感ーーー!!!!!と叫びたかったくらい満足な締めだったと思います。

これ、絶対生歌の方がええて

 

2位はFEVER ですかね。

私はずっとサビのNI-KIさんがセンターになるところを今か今かと待っていました。NI-KIさんがセンター来ました。呼吸がスウウウウウゥ-------となりました。

先ず彼らの年齢でFEVERみたいな曲の雰囲気を出せるっていうがすごいですね。圧倒的なダンススキルと曲の雰囲気を汲み取るのが上手いのかな。

みんなFEVERしてますけど特にNI-KIさんのFEVERっぷりがすごいので、これはもうENHYPEN FEVERで検索するしかないですね

全体的に艶のあるかっこいいステージでした。

この曲、リズムのとり方とか音とか結構難しいと思うんですけど、特に世界観確立してる曲の一つだと思っていて、そしてメンバーの皆様もよく作り上げたなと思うんですが好き嫌いは分かれるかもしれないですけどリズムとかクセになりますよね。私はこのアジアンテイストな感じ好きです。

ただ、圧倒されるのは生パフォーマンスなので、これは一見の価値ありです。

 

1位はうーーーーーーん…………

Flicker。ですかね。

パフォーマンスを見る前後で圧倒的に聴く回数変わったしライブの風景が蘇ってくるし蘇ってきたらアーーーッ…………アーーーってなります。

真面目に解説すると、I-LANDでこの曲をやっていないニキ、ソヌ、ジェイが踊るとどうなるんだろうというところと、全体の雰囲気はどう変わるんだろうとわくわくしてたんですが、

とにかくNI-KIさんやばすぎませんでしたか????????????

序盤ですが度肝抜かれて、品のあるセクシーさとバチバチに踊るところとちょっとゆるめるところ、全部が完璧で、ああ…すごい…この人って…すごい、と思いました。

本当に目が離せなかったですね。曲ももっと好きになりました。

確かにリズムとか低音の効かせ方とか良いわ、癖になるわーって感じで毎日1Flickerしてます。

 

ちなみにこのようなk-popのライブでいいことは、普段MVとかに撮られていないメンバーや番組のカメラで撮られていないメンバーの動きも確認できて、あ、この人ここではこういう動きしてたんだ、っていうのをずっと見ていられます。

 

でも本当に、Attention please!とかGo Big or Go HomeとかMixed Upとかすっごく嬉しくて。

あーあとTFWは最近ハマってたので嬉しかった。

これからやっていかなくなっちゃう曲も増えていくと思うと、今のうちに焼き付けたいと思いますよね。

 

個人的にはライブ行って損はないというか、ライブ行けばかっこいいメンバー見れてクオリティ高いステージ見れていい音楽浴びられて最高なので勧めないという手はないです。

パフォーマンスした後に、この曲もこの曲のこの人の表現もこんなによかった(印象に残った)っけ!?体験がたくさん出来ます。

 

でもやっぱりパフォーマンスからいいステージを作るぞという気合いが伝わってきたのが1番嬉しかったです。

なんの曲か忘れたけどNI-KIさん歌うますぎ(美声すぎ)では!?と思った曲があったりもして、次は歌声にもフォーカスしたいですね。視覚を働かせすぎたので笑

 

今年いい思いしすぎている気がします。

最近の寝る前の日課は、WeverseでENHYPENの16日公演のラストのForgot Me Notを観ながら楽しい〜!でもやっぱり寂しい〜!でも全体通して凄く良いステージを見れて大満足!って感情が迷子になることです。

 

まだ魔界にいます

魔界の扉を開いてしまった話①

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16日、ENHYPENのワールドツアーMANIFEST IN JAPANに行ってきました。

 

事の始まりは友人にENHYPENのグループメンバーを決めるオーディション番組のI-LAND(Abemaでしか配信されていません)を勧めてもらい見てみたらまんまとハマってしまい、朝6時に起きて夜9時までぶっ通しで見る始末でした。

彼らに対してこういう消費の仕方は良くないんだろうなと思いつつも、なんだかんだでパフォーマンスのクオリティの高さが目に留まって見てしまいました。いやーあれは見てる方もしんどかった。

 

そこから軽い気持ちでライブ行ってみたいと思っていたら曲が思いの外自分好みで、気が付いたらファンクラブに入ってファンクラブ先行チケットを申し込んでいました。

ENHYPENの曲っていわゆるザK-POPっていう感じはしなくて(ただ無理矢理ジャンル分けするならK-POPにはなるんだろうけれども)、面白いんですよね。型にはまらない癖になる曲。

初めて聴いてドカンと衝撃が来るというよりは聴いてるうちに気付いたらリピートしてるタイプの曲ですかね。まさにスルメ。聴き心地がいいんでしょうかね?

なかなか1アーティストに対してあの曲もいいこの曲もいいってなることはないし、どの曲が来ても嬉しいのと普通に爆音で音楽浴びたかったのでとりあえずライブ行こうとなり(運良く16日だけチケット取れました)、ライブ当日までかなり楽しみだったんですよね。

 

そもそもアイドル(とはいえ、パフォーマンスが凄く良かったので私にはアーティストに見えた)のライブ?コンサート?に行くのもなかなか機会がないのと、ましてや今までK-POPとは無縁な生活を送ってきたのでこの場に及んで初めてのK-POP系?韓国アイドルのライブでしたので、そういった意味でも楽しみにしてました。

 

 

無事にライブを終えた結果、魔界の扉を開いてしまいました。

これは魔界。沼。これはハマる、そりゃ世界中でブームになる。と思いましたし、本当にメンバーの皆さんも一生懸命パフォーマンスしてくれて、曲も全部好きなので全身で終始音楽を楽しめたのも嬉しくて、本当にすごかったです。結構気合いを入れて臨んでくれたんだろうなと感じるほど圧倒されました。

ひたすらに楽しかったです。メンバーのパフォーマンスに好きな音楽にメンバーのビジュアルに(小声)、途中流れる映像でも世界観を作り上げていて全く飽きたりだれたりしなかったですね。

視覚的にも聴覚的にもとにかく楽しかった。充足感と少しの寂しさはありますが、とにかく消費者側からしても心配になるほどのスケジュールをこなしながら誰一人欠けることなく走り抜けてくれたメンバーに感謝しかないです。

 

私はK-POPに限らずアイドルのコンサートの見方がわからず、とりあえず目は2つしかついてないので優先順位を決めてひたすらNI-KIさんのダンスを目に焼き付けようと決めていて決行しましたが、初っ端からダンスが芸術的すぎて衝撃で、脳が目についていかなかったですね。っていう表現でいいのかな…とりあえず生パフォーマンスが圧巻すぎて頭の中パニックになってました。

なんか今いる場所ですごいことが起こっていることだけはわかるみたいな、そんな感じです。

 

ただ、NI-KIさんを追いすぎた気がしたので(とはいえ一瞬も見逃すまいと覚悟を決めたことに後悔はしていない)、次は他のメンバーさんもちらちら見ようかなと思っています。多分。

 

全体的に歌もしっかり歌ってくれていた印象だったので(口パクとか疎いので本当のところはわかりませんが、多分ほとんど生歌だったかと)、あのダンスしながら歌うの!?ってなってました。

 

他にも言いたいことがたくさんあるんですが、映像やパフォーマンスはより音楽に彩りを加えるためにあるものだと思っていて、本当に彼らのパフォーマンス(今回はNI-KIさんをずっと見ていたのですが)で曲をもっと好きになるし聴きたくなるしライブでのパフォーマンスが蘇ってくるし、

もちろん彼らもアイドルなのでアイドル的な振る舞いを求めるファンにも対応して、もう総合エンターテイメントの極みっていう感じでしたね。

 

私としては好きな曲をさらに好きにさせてくれるようにパフォーマンスをしてくれたのが本当にありがたくて嬉しかったです。

ここからは個人的なアレですが、NI-KIさんは日韓に限らずあの素晴らしいダンスで世界中を魅了して人種差別なんてバカバカしいよね、って言えるくらいのアーティストになって欲しいというか多分なりますよ。エンターテイメントは人種の垣根を超えると信じたくなるくらいのパフォーマンスでした。

 

とにかく感動というかひたすら心を打たれました。

追加公演、遠方になりますが迷うことなく行くことを決めました(発表された瞬間行くーー!!!って叫びました)、それくらい良かったです。

純度120%で楽しめたので、きっとこれが自分の中で大きかったのかなと思いました。

やっぱり偏見なしで色々やってみたり出向いてみたりするものですね。楽しい思い出って本当に大切です。

冨樫義博先生の作品はやっぱり面白い

冨樫義博先生の作品に登場するキャラクターって、白か黒かがハッキリしていて、でも人間は白か黒かで器用に生きていけるほどの生き物ではなくて黒に白が混ざったり、白に黒が混ざったりしてグレーになることもあるから、そのグレーゾーン(揺らぎや矛盾、葛藤みたいなもの)で人間の複雑性を表しているから必然的に作品も魅力的になっていくんだろうなあと思いました。

冨樫先生の作品ってファンタジーとリアルの融合が凄く上手くて、

ファンタジー心を完全には失いたくない気持ちと、でもリアリティなさすぎる作品はそれはそれでどうなのか?とモヤモヤしてた私に見事にぶっ刺さりましたね。

仙水忍、刃霧要のエピローグとか流星街の設定と政府との関係とか妙にゾワっとするリアルさがあってそこが凄く良くて。

個人的には20巻のジャイロの過去はもうあまりにもリアルすぎて苦しかったけれども、何度も見返しては苦しいという気持ちと人間こんなもんだよなって気持ちとがせめぎ合います。

 

私は自分の仏壇にHUNTER×HUNTER並びに冨樫義博先生の作品を置いて欲しい(置いてくれる相手がいるかはわからないけども)くらい狂わされてしまっているんですが、↑で書いたことがより色濃く出てるのがHUNTER×HUNTERのキメラアント編なのかなと思っています。キメラアント編はもう掘っても掘りきれないほど多角的な視点から見ることができる傑作だと思いますね…

 

あとは狂っているキャラクターが静かにナチュラルに狂っている(俺はイカれてるんだぞヒャッハー!みたいなわかりやすく狂ってる感を出されると萎えてしまう派なので)のも良いですね。

幽☆遊☆白書の鴉とかHUNTER×HUNTERヒソカとかそんな感じのキャラかなと思っています。冨樫先生は積み上げてきたものや愛する美しいものを壊すことに快感を覚える癖があるのでしょうか…?笑

まあでも確かに積み上げて育て上げてきたものや美しく清いものが破壊される時、それが絶望になるのか快感になるのかってのは両極端ですよね。

敢えてぶっ壊して新しく構築していくのが楽しかったりということもありますし。

 

全体通して割と陰鬱な空気が漂いがちなのも好きで、ダークファンタジーといったらHUNTER×HUNTERですかね(幽☆遊☆白書も四聖獣登場あたりからはダークファンタジーではある気もします)

自分にとってとても心地の良いダークファンタジーです。隠の者なので…

 

最近は作品とキャラクターの解像度を上げて上手くイラストに落とし込みたいなと思っているし、ifの世界とかも描いてみたいのですが想像力がなさすぎるので、とりあえずキャラクターの内面を深掘りしていきたいですね。

いやー本当に魅力的なキャラが多すぎる。

最近キテるのが幽☆遊☆白書の蔵馬で、あんな美しい見た目で死より永遠に生き地獄にいる方が苦痛であることをわかっていてそれを敵にやる冷酷さがたまらないですね。底知れない頭の良さと冷酷さとその選択をすることに迷いはない残忍さ、素晴らしい……❤︎

これはヒソカになっちゃいますよね。

 

10/28からの冨樫義博展が楽しみで仕方ないです。