momomo1124’s blog

好きなものなどひたすら壁打ちしています。

作品の伝え手と受け手

はい。

 

音楽やエンタメに求めるのは人それぞれだと思いますが、私の考えを。

 

ただただひたすらに楽しいっ!って音楽も大好きで、とても大切です。そういう気分の時もあるから。なにも考えずにただ音楽と酒に溺れたい気分の時とかもあるし、多分ストレス環境にさらされてたら余計これが必要になると思う。

 

まあでも、個人的には、何らかの人への変化をもたらすものが長期的に好きなのものの共通点かなと、最近思ってます。

プラスの方面でね。

 

AKIHIDEさんを例にあげると、私はAKIHIDEさんとは作品でしかつながりがないわけだけど。

でも、プライベートでどんな人かまったく知らないからこそ、作品のメッセージを素直に受け取れると思っていて。

変なフィルターがないから。変な面を知る必要がないから。このフィルターがいい方向に作用するなら良いけど。

 

もちろん、どんな人か知ってた方がより深く入り込めるんだろうけども、でもアーティストがいちいちファン一人一人と交流もしてられないわけじゃないですか。ファンの数的に。

少なかったらわからないけど。

 

でも、作品の力とそんないちいちファンとのプライベートな交流なんて関係ないと思ってるんです。というかそんなものが必要ないからこそ、作品になるのでは。と。

 

そりゃプライベートも知ってる人の方が説得力もあるのかもしれないけど、

アーティストだって生き様や考え方、キャラ作りでいくらでも説得力持たせられるよ。

ていうかむしろ、大多数のファンに対して変なフィルター挟んでないわけだから、よりダイレクトに伝えたいことを伝えられるし、響かせることが出来ると思う。

 

それに、例えば普段説教くさくタクヤ無限大さんが言うようなことを言われても、う、うん…ってなると思うんです笑

まあ尊敬する人の言葉は格別ですが。

でも、作品だから成立してるし、メッセージ性の強さも持たせられる。不思議と作品から何かを訴えかけられると、自分の中に何の疑いもなく入ってくる。

と同時に楽しみも生きがいもくれる。

 

別に救われるものが必ずしも人でなくても(まあ作品を作るのは人だから、間接的には人に救われてるんだけど)いいと思ってます。

恋人じゃなくたって友達じゃなくたって家族じゃなくたっていいでしょう。

結局人の言葉でも作品でも自分なりになにを受け取るか。もうそこだなと思ってます。

 

純粋さのある作品だからこそ、人を救えるところもあると思っていて。というかもう私は完全にそれで、ずっと作品に助けられてきたなって思う。

作品を楽しめるから生きてたし、というか作品に触れてる時しか生きてるって思えなかったし、100%楽しいとか素敵だなとか良いな〜とか思える疑う必要のないものって、作品しかなかったので。

そういうのに生かされてきたので。

まあ今は昔より大切なもの(人も)が増えたけど。

 

まあでもここまではいかなくとも、作品は人の命とか人生を救うものになるとおもいますというかなります。私が今日まで生きてることが実証してます。笑

 

まあ、大抵の人はここまでではないと思うので笑 ちゃんと人と人の助け合いで生きられてると思います。

ただ何かしらの作品は人の人生を豊かにしてくれるものになり得ると。

人生をちょっとだけでも楽しくするためのスパイスって感じの位置付けでもいいじゃないですか、楽しくなるなら。

AKIHIDEさんのRAIN STORYもまさにそれで、基本的には憂鬱だとされる雨の日でも楽しく過ごせるように、と思いが込められた作品。

 

まあ、そういう作品がたくさん出てきてほしいですね。

なんとなく作品を享受することほどつまらないことはない。そこで込められた大切なメッセージがスルーされることほど悲しいことはない。

だから、受け手の姿勢も大事だよね。ここまで求める私は我儘なのかもしれないけど

 

なんとなく相手になんとなく作られる作品、この連鎖が一番うーん、て感じ。勿体無いなって。

なんでもかんでもコストカットで利益重視て、まあ金稼がないと生きていけないけど、なんでも効率化してればそれでいいの?って思います。

 

まあ基本的にはどんな作品でもこだわり持って作られてるって信じたいけど。

 

なるべく作品を殺したくないです。良いもの、こだわりもって作られたものは受け継がれていってほしいです。

時代によって必要とされるメッセージは違うかもしれないけど、伝えたいことがあって作られた作品は死んで欲しくない。

世に出回らず誰にも受け取られることなく死んでいってしまう、まあそんなの腐るほどあるんだろうけど

やはり悲しい。

 

…考え過ぎなのかなあ(今更)