momomo1124’s blog

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列伝 救世の真理と天帝の誓い 感想②

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*スクロール下、列伝内スクリーンショット有のネタバレを含みますので、

まだ列伝をご覧になっていない方は閲覧ご注意下さい*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今月の列伝は、人生において考えさせられることが多かったように思いますし、物事の多様な見方を指し示してくれていたようにも、新しい自分の面にも気付かせてくれたようにも思いました。

 

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一見、"不老"って若さに重きを置かれる世の中では凄く魅力的に見えますよね。

ただ、現実でも不老不死でいたいという方は多いと思いますが、私は逆なので今回の列伝に救われたような気持ちになりました。

 

死を望んでも死ねないことは、私にとっては永遠の苦しみですが、見方を変えればそもそも死を望まない人・生を持て余すことなく永遠に生きていたい人(死に恐怖感を感じる人)にとっては永遠の喜び、ですよね。

 

現実なら税金を払うために働き続けないといけないとか、まだ働くことが出来ない年齢で血縁関係など自分ではどうにもならない苦しいこととも、まあその苦しみというのは人それぞれですがね。

何が苦しいのかなんてその人にしかわからないわけですし、誰かにとっての苦しみが誰かにとっては生きる糧であったりもしますし。

 

人間は現実に生きる人間である以上、必ず死は訪れますので(私はとことん現実主義者です)

まあ、医療の発達でもしかしたら不老不死の術がリアルに施される時代もいつか来るかもしれないですけどね。

 

私は不老の術は受けてない身ですが笑、ナディアの言う通り、全てを受け入れ、心からの充足を得ることで、いつでも死を受け入れることが出来ると体感しています。あと、死は救いでもあるとも思っていますね。

あと、プロビデンス(族長)の生の拒絶ではなく死の許容、と言う言葉はナディアの言葉を踏まえて出てきたのかなと。死の許容って、言い得て妙な表現だなーと思って、ハッとさせられました。

 

私は正直、いつ死んでも良いです。明日目覚めなくてもいいし。数年前に既に心からの充足は得ていますしそれが根となって今も大好きなものがあって充足を得ています。

こういうこと言うと病んでるって言われがちなのですが笑、逆に今は病んでないから、病まないように工夫をしてきているから、落ちるところまで落ちたから自分はこんだけ開き直れると思ってますね。なんでも振り切れるというか。

 

心からの充足って凄く難しいですよね。人間はどんどん欲が出てくる生き物ですし、飽き足らないことはハングリー精神とも一生満たされることがないものとも捉えられますし。

 

心からの充足…うーん、これは本当に人それぞれあると思います。その人次第です。

ただ、どこかで自分自身が掴もうとしないと掴めないものではあると思いますけど。一生自分は辛いんだっていう方向に目を向け続けることもできますが、掴んだから良い、掴まなければならないってものでもないなとは思います。

 

それがお互い想い合う人と結婚することだったり、自分の好きなことを突き詰めることだったり、一生ものの親友やビジネスパートナーが出来たり、好きなものに出会えたことだったり…

私の場合は、程よい距離感を取ってくれながら、落ちるところまで落ちた自分を自分として否定せず接してくれた経験でしたが。

ここに関しては私が〇〇こそが心からの充足だと誰か断言することは出来ません、その人自身が感じるもので、それはその人のものだから。

 

ただ、心からの充足をせっかく得たからこそ、それを永遠に失いたくないから、失うことが一番の恐怖だから不老不死でいたい、という方もいらっしゃるのかなーとは思いますね。

 

まあ現実問題、結局人間は遅かれ早かれいつか死ぬんで、死というピリオドがあり、人生にはリミットがあります。

どういう形で自分の人生に満足したか、満足しようとするか、自分の生を受け入れるか。みんながみんなそうとは言いませんが、

おそらく人間は物理的なものとして残る遺産でも遺物でも目には見えないシステムでも思考でもきっかけでもなんでも良くて、何かを遺したり、受け継がせたり、まあ自分が生きた証と言うのかな。

人間はそういうのを残したがる生き物なのだ、そしてそれをつないでいくのも人間なのだ、ということなんですかね。

 

ちょっと話ずれましたけど、死に対してタブー視せずに、死は必ずしも悲しまなければならないもの、悲しいもの、あってはならないものという一般的な概念を覆してきてるところが最高ですね。

私も死はもちろん悲しみは付きまとうものではあると思うものの、介護されてまで生きたくないとか、理想の死を望む本人にとっては本望なこともあるし、まあいつか死んで全て無になるしなーと思うことで振り切れることがあったり、ま、頑張ろうと気楽になれることもありますし、死という概念に救われることがよくありますね。奇妙な宗派とかではなく、ライフハックの一環として捉えて頂ければ幸いですが笑

不謹慎と言われるかもしれませんが、私は死を不謹慎なものだ、タブーなものだと一方的に抑圧してしまうことによって苦しみや恐怖心も生まれるのでは…と思ったりします。

不謹慎だと言う人に対して自分の考えを強制はしませんけどね。

 

死に限りませんが、このように多様な価値観に触れられること、常識を覆されること、世界は広い人も多様だと思い知らされることが私にとっては生きる糧になります。好きなゲームでそれをやってくれているというのは嬉しい限りですね。

この与えられたものに対してどう解釈するかも多種多様で、それもまたファンタジー作品の強みだなあと思いました。

 

今回の列伝に関しては、キャラクターの台詞に対して自分なりの価値観を展開するような感想になりそうです。

烏滸がましいかもしれませんが、どなたかの何かしらのヒントやきっかけになれれば良いなと思っています。

 

今回は以上です!次回からもガンガンやっていきます〜

 

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