momomo1124’s blog

好きなものなどひたすら壁打ちしています。

鉱国の翔龍と英雄の歌と食

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幻獣契約クリプトラクト(スマートフォンアプリゲーム)

列伝:鉱国の翔龍と英雄の歌(インストールして無料で見ることが出来ます。)

の雑談です。

 

今回は、当列伝の食を通しての描写について言及したいと思うのですが、

その前に、私がリピートしている(または是非ともしたいと思った)飲食店の紹介をシェアさせて下さい。

 

・愛知県名古屋市 「とり五鐡」

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私は名古屋在住ではないのですが、かつてライブの遠征等で名古屋にはよく行っていたので何度も行ってはいます。

初めは友達と夜ご飯どうしようかとふらふらしていて、特に事前情報としてこのお店を知ってしたわけではなく、なんとなく親子丼という結論になったのでたまたま入ったら、美味しすぎて驚きました。なんだこの奇跡の親子丼は!?!?と。

卵のトロ具合も個人的には絶妙ですし(半熟派なもので…)、とにかく美味しいです。

そこから友達とでも自分一人でも名古屋に来たら絶対行くスポットになりました。

私はいつも親子丼withお漬物味噌汁・手羽先・名古屋コーチンプリン付きのセットを頼みます。おすすめです。

 

静岡県にしかない 「さわやか」

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ここのげんこつハンバーグを食べずして死ななくて良かったと思うほど

学生時代のバイト先で知り合った静岡出身の先輩が教えてくれて、2回行きましたがさわやかのために静岡まで行くまであります。けど個人的には静岡の街の空気感はかなり好みでしたので普通に街散策もしたい。

 

店員さんが目の前でハンバーグを切って焼いてくれます。焼き加減は私はいつも店員さんにおまかせにして半レアくらいにしていますが、好みを言えば調整対応して下さるかと思います。

また、ソースはオニオンかデミグラスか、はたまた塩・黒胡椒か、奥が深いようですが、静岡出身の先輩曰く「絶対オニオン、絶対オニオンだ」とのことでしたので私はオニオンにしましたが、誰かと行ってそれぞれ他の味にしてシェアするのも良いかもしれないですね。

 

余談ですが、その先輩と静岡の小さい公園でスティックチーズケーキを食べたり、沼津にあるどんぐりというユニークな喫茶店でわいわいしたり、童心に帰ることができてとても楽しかったです。都会的な遊びだけが全てではない

ちなみに卒論にもご協力頂きまして、優しくてステキな方です。ご時世的に今は厳しいですが、また一緒に行きたいですね。もちろん他の誰かとも。

 

・東京都目黒区 「Addict au Sucre(アディクト オ シュクル)」

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(こちらの桃パフェは2年前のものです)

 

友達から教えてもらった店です。その友達からのオススメの店はどこもリピートしたいところばかりなので、もしその子が厳選したおすすめパティスリーメディア立ち上げたら私は見まくる自信しかないです

 

私は桃が大好きで、桃の季節が来るたびに様々なカフェやパティスリー等、ひたすら桃を求める旅に出るのですが(もしアレルギーになったら割と深刻に夏という季節をどう生き延びればいいのか、かなり生きるのが困難になると思う)

ケーキも桃本体もパフェもマカロンも美味しすぎておったまげた記憶が強く残っています。

見た目も可愛くて味もしっかり美味しくて、気持ちが爆上がりするほかなかったです。

 

もちろん桃パフェ目当てで来たのですが、せっかくなのでということでケーキは確かヘーゼルナッツとかダックワーズとかなにかに惹かれて頼んだところ、こちらも美味しすぎてあ〜これはまた絶対に行きたい…!!と思いました(次はピスタチオのサントノーレを狙っています)

色々なお店に行っていますが、ここは何年経っても薄れないであろう感動を覚えました。美味しさのインパクトが強かったです。

 

ただ、イートイン席が4席と少ないのと今はご時世的にイートイン席を解放していないそうです(公式HPより)

 

・埼玉県川口市「Chant Doiseau(シャンドワゾー)」

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こちらも友達に教えてもらい、その友達のお母さんとご一緒させて頂き(この後好きなバンドのライブがあったため)行ったのですが、

上(左?かな?)のラムレーズン入りのミゼラブルというケーキが美味しすぎて悶絶していたところ、その友達のお母さんに、(私が)本当に美味しそうに食べてるから、ケーキも喜んでるよ…!と言って頂くほどのリアクション不可避な美味しさでした。

 

塩加減と意外にもスッキリした甘さが絶妙で、バター好きな身としてはバター感も大満足で、クリームも軽やかなのでまあ画像の通りケーキ2つ食べました。余裕です

これは絶品でした。こちらのお店はちょっと特殊で、ケーキを頼んでからそのケーキを持ってイートインのある近隣店舗にて食べるという形式です。

 

ライブと友達のお母さんとは初対面だったのでその思い出も含み、色んな人巻き込んでまた行きたい美味しさでしたね。

余談ですが、私はある食品加工物のアレルギー持ちなのですがここはそれが入っているケーキがほとんどなく(私にとっては珍しく選択の幅が広く)大変有り難かったです。このようなケースは稀。

アレルギー対応(どのケーキにはこれが入っていないのか、等)もしていただき感謝です。

 

 

今回は本題が別にあるのでここまでにしますが、まだまだおすすめは沢山ありますのでまた別口でシェア出来たらと思います。

 

ここからようやく本題に入ります。

 

*ここから下、列伝内のスクリーンショットを載せている為、まだ列伝をご覧になっていない方は閲覧ご注意下さい*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月の列伝の「黄昏の城の黙示録」でも食についての描写があったと思うのですが、今回は当列伝での描写にフォーカスします。

 

以前申し上げた通り、

話の流れやキャラ設定等詳しくは割愛しますが、フェイロンとリンシャン含むドールの民に共通する生命維持活動が「食べること」です。

 

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私は自炊派且つ一人暮らしなので普段はとりあえず生きてるからなんか食べなきゃな〜という気持ちで食べ物を食べている側面が強いです。

基本好きなものを作って食べてはいますが、美味しいといえば美味しいんですが誰かと食べるご飯というものは美味しさの質が異なるかなと思いました。

 

で、普段誰かと会う時にご飯行こうとか飲みに行こうよっていう誘い誘われ方をするので、基本的に誰かと会うというのは食を通して時間を共有すると言った意味合いであることが多いなと思いました。

また、目的が食で、あれ美味しそう(美味しかった)から食べに行こうよ、と食を通して喜びとかの感情を共有したい、というのもありますね。

確かに食は人とのコミュニケーションツールとして機能してるなと思いました。

特に今回は、フェイロンとドールの民の共通する生命維持活動の原点が食だったからこそ考えさせられるものがあるなと。

 

フェイロンとしては、肉まん自体が美味しかったというよりも、みんなで食べたから(人との思い出とか、共有したこと・感情を含めて)美味しかったということなのかなと解釈しました。

 

もちろんその食べ物自体が美味しいというのもあるのですが、ご飯行こうと誘ったり誘われたり、人とシェアしたくなるのは感情を共有したいとか、好きなものを共有したいとか。そういう感情も含まれていて、

また、それも後々に各々に思い出として残る。決していいものばかりとは限りませんが。

食は人間を人間たらしめる重要なコミュニケーションツールであるということを伝えたいのかなと解釈しました。

食は"食べる"だけのものではなく、人との関係を育むものにもなり得たり、少し発展させればどんな食べ物を食べるか選択することもその人の人となりを示したりする場合もありますね。

 

この描写の良いところは、リンシャンが"作ってくれた"肉まんが、じゃなくてリンシャンが"くれた"肉まんが、というところと、

フェイロンのキャラ設定的にみんなで食べたご飯が1番美味しかったよ、は純度120%のただの感想であるというところですね。

 

"リンシャンが作ってくれた"という描写に限定してしまうと、誰かの手作りの食べ物こそが、というところに焦点がいってしまう可能性がありますし、

みんなで食べたご飯が1番美味しかったよ、というのはフェイロンのキャラ設定的に(例えば家族という逃れられない集合体で)食卓を囲むことが1番だ!みたいな強制的な思想押し付け感がない。

私もそういうスタンスでブログをやっていますが、"あくまでもフェイロンの純粋な感想"なんですよね。

まあこれも私のただの感想なのですが(人によって感じ方はそれぞれなので)

 

当列伝のヤバさって、本当にどこまでも配慮された言葉の選び方や描写にもあるんです。フェイロンのキャラ設定もですが。

 

私的なおすすめというのは、基本的に初めてクリプトラクトの列伝を読むのですが多過ぎてどれがいいのかわかりません という方を想定していますので、初読のインパクトを重視しているのですが(1回読み終わった段階で良かったとか感動したとか何か残るものがあるかどうか)

この列伝は初読のインパクトよりも何度も見返すとヤバさがどんどんわかってくる別次元のものだと思っています。

あと、"感動させられる"感がないのもまたヤバいんですよ。これがクリプトラクトとしては異色であるがそれが良いというか、ヤバい、とにかくヤバい、問いの投げかけ方が凄すぎる。

やはり列伝という枠には収まりきらない何かだと思っています。

 

流石にそろそろ新列伝に着手したいと思います…

 

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