momomo1124’s blog

好きなものなどひたすら壁打ちしています。

今更クリプトラクト6周年おめでとうございます

すっかりお祝いが遅れましたが、クリプトラクト6周年おめでとうございます。

 

飽き性な身なので正直ここまで続くとは思いませんでしたが、やっぱりハウラちゃん等好きなキャラクターと出会ってしまった以上、辞められなくなってしまいました。

とはいえ依存的な訳ではなく(正直今はプレイ時間そんなに長くないですし、デイリーミッション未完の日もたまにあります笑)

キャラクターとストーリーから沢山学びと愛情を貰っていて、いい影響を受けているしいいゲームに出会えたなあというホクホクな気分です。

 

今は新しい神話級と推しキャラ関連のストーリーが一番の楽しみですね。

神話級(高難易度)はボス登場ムービーも凝っていますし、キャラデザも良くゲーム性もシンプルなようで奥が深いので(装備等がない、1キャラにつきスキルは1〜2、特殊能力は豊富ですが装備ほど複雑性はないので入り込みやすく、やってみると意外と奥が深くて面白いと思える…気がします)

神話級はおすすめですね。

ただ、面倒臭いと思うか面白いと思えるか否かは結構差が出るかと思いますが笑

自分はそれなりに負けず嫌いなので、試行錯誤して楽しんでます。

 

↑個人的イチオシ登場演出、キャラデザイン(尚クエスト自体は…………まあ、某緑の恐竜よりはマシ)

 

↑シェイドもBGM含めたらかっこいい。

エストはまあそれなりにやり応えありで、個人的には悩ませられてなかなか楽しかったです。

 

推しキャラ関連のストーリーは内容によっては発狂ものですが笑、なかなか普段感情が爆発する機会はないのと人に迷惑をかけずに感情爆発させられるのでたまにはアリだなと思っています。

 

 

前置き長くなりましたが、

ここからは勝手に6周年祝い的なノリであまり推されていない気がしますが個人的には好きな列伝(ただ人に勧めるとなると別問題なため、完全にひと個人の意見として一歩引いてご覧いただけますと幸いです)についてお送りいたします。

おそらく大体の人のおすすめはSNSを見ていると自分のおすすめとほとんど同じな様子なので、あまり推されてないように感じる列伝且つ自分的に好きなところを交えて話します。

同時に好きではあるけれどもなぜ勧めはしないのかも話します。

 

 

※ここから下、列伝内のネタバレ含みます。まだ列伝をご覧になっていない方は閲覧ご注意ください※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早速いきます。

・救世の真理と天帝の誓い

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〜個人的に勧めはしない理由〜

・総まとめ的な立ち位置の列伝であるため、事前に入れておいた方がいい知識、メインクエストを進めたり事前に読んでおいた方がいい列伝が多く、どちらかと言えば初読には不向きと感じたため

・この列伝に関連する他の列伝が一部除き個人的にそこまでいいと思わなかった(好きな方いらっしゃったらすみません)

ただそれらを読んで頂いた上でないと話が入って来づらいため、勧めるまではいかないかなと思いました

・ストーリー自体は王道ものが好きな方にはそれなりにおすすめですが、王道展開をつまらないと感じる方には勧め難くはあるため

・イベントとの関連性は素晴らしいと思いますが、イベントの開催が運が悪いと3ヶ月先になりかねない、

必要素材を集めないと見ることができないストーリーである且つ素材集めの手間がかかるため

 

〜個人的に好きなポイント〜

・アーク(2枚目バナー中央)の台詞が考えさせられる且つ素晴らしいです。キャラの好きな台詞の多さならトップ3には確実に入ります。アーク台詞大全みたいなの辞書にして欲しいくらい。

・アークとノア(1枚目バナー中央の二人)の人間の弱さと強さ(弱者と強者)、社会(人間の集まり)はどうあるべきか、目的に対する手段のすれ違いの描かれ方が本当に考えさせられます。

2000年前という時代設定はあるものの、現代にも現実にも通じるというか人間が一生かけても答えが見つからないテーマであると思うので、現代現実にも余裕でこのテーマは通用すると思っています。

おそらくアーク派かノア派か思考は分かれるか、アークにもノアにも一部共感できる・出来ない部分がそれぞれあるか、様々な方がいるかと思いますがそれを含めて読了後話し合える余地があり、絶対的な正解が示されていないのも良いですね。

・BGMが良いです。個人的には荘厳な感じでかなり好き。

・クリプトラクトでいう原初の時代なので、原始時代を覗いてる感じを味わえます(?)

・ソロモンの人間観察が鋭く興味深いです。自分は人間を俯瞰する行為が好きなのでこういうキャラや設定は結構好き。

・ストーリー自体は王道ですが、アークのキャラクターが良いのでグッとは来ます。

ノアのしぶとさ(執念)はここまでくるともはや凄い、私のハウラちゃんへの思いに近いものがあるように感じる

 

とにもかくにもアークの台詞、アークとノアの様々なすれ違いが一番の見どころだと感じています。

この観点だけでなら俄然勧めたい気持ちは大きいです。

 

・鉱国の翔龍と英雄の歌

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〜個人的に勧めはしない理由〜

・物語の解読に時間がかかる!!!!

多分大体の人はいちソーシャルゲームのストーリーにここまで深入りすることはそうそうないと思うため

・上記に関連しますが重要なメッセージが盛り込まれすぎているため自分の脳みそのメモリを超越してしまい、処理が追いつかない

・わかりづらくなかなか共感はされ辛いテーマであるため、おそらく人間は基本的に共感、感動ベースで物語の良し悪しを判断すると思うので、変人以外には極めて勧めづらい

・扱っているテーマがリアルすぎてファンタジー感がない

・感動する系ではないので良さが伝わりにくい

・ボイス…が……(以下略)

リュウイ、クァンシィは名演ですが個人的に文字面だけの方が魅力は伝えやすいかも、ただ特にリュウイは良い演技してます

 

〜個人的に好きなポイント〜

・全てのキャラ設定から感動させにきてないところまで全てが良く、伝えたいメッセージにおいて無駄なキャラが一人もいないです。

・感動させるというより問いを引き出すような姿勢が私的にはめちゃくちゃ好きでした。感動する系の列伝は他に沢山ありますしね。

・貧困、搾取等かなり現実的なテーマをリアルに描いているため、ファンタジー感がないのが逆に個人的には好き。

それに際してのリュウイの葛藤がリアルで非常に良かったです。

個人的にはリュウイは行動力もあり、リュウイ的優しさは自分の中での優しさと合致したので、リュウイはそれなりに好きなキャラクターになりました。

・サブタイトル「龍は願いを背に乗せて、民のために起つ」という観点で列伝を見るとまあまんまなので普通ですが、

個人的にはフェイロン(バナー中央右)のキャラ設定から紐解いて、いかにして人間は人間となって行くのか?という観点で見たほうが面白く、よりこの列伝の良さと設定の深さを感じられると思いました。

要するに様々な角度から物語を深められる仕掛けが至る所に散りばめられています。控えめに言ってヤバい

フェイロンはめちゃくちゃいいキャラクターだと思います。これはキャラ設定相当悩まれたのではないかと。なかなか出てくる設定ではない気がします。

ここだけでも個人的には一読の価値はあると感じています。

・私達人間にとって当たり前だと思っていたことをフェイロンが改めて問い直してくるため、その当たり前を改めて考える(自分なりに理由を探ることが出来る、問いを立てられる)ことの面白さを知るきっかけになり得そう。

ただ現代、なかなかこういう行為は面倒だと片付けられ逆風なように感じてはいますが私は諦めない

・メッセージが盛りに盛り込まれているので、読めば読むほど良さがわかるスルメ列伝はクリプトラクトでは珍しく、列伝としては異色な立ち位置なのがさらに良い

フェイロンのあらゆる「ズレ」感が物語を読み進めていく上で非常にポイントになります。

人は違和感を感じるから何かを疑問に思ったりするので、違和感って感じるのは実は結構いいことだったりもします(違和感からいじめたり暴言を吐いたり排除しようとするのはナシですが)

・とにかく初読では良さが伝わりにくいのが歯痒いですが、それを逆手にとってシーンを切り取りながら読むと様々な問題について深めることができるため、可能性の塊な列伝だと感じました。

・先程の列伝同様、読了後話し合える余地のある良作だと思います。

 

一言でまとめ切れないですが、強いて言うならば切り取り方によって様々な角度から物語を無限に楽しめる(或いは問題について考えられる)ところが好きですね。

 

私は昨年というかなんなら今までリリースされた列伝の中では一番深掘りして向き合った列伝で、

それでもまだ私が見逃している点はあるのではないかと思うほどの列伝でした。

ちょっとこれはたまげましたね…クリプトラクトの中でも今までになかった感じというか。

捻くれているのでもはや感動させにきていないところがこの列伝の魅力だと感じましたが、あまり捻くれない方がいいと思います。笑

 

 

長くなりましたが、上記2列伝については過去記事でもまあまあ書いているので、詳しくは列伝関連の記事をご覧ください、ネタバレは要注意です。(見る人多分ほとんどいない)

 

何にせよ、6周年本当におめでとうございます!これからも楽しませて頂きます。

 

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