ミウラさんの歌詞がすごい①
13日は久しぶりにカムロバウンスのライブにお邪魔させて頂こうかと思い、久々にぼんやり聴いてたら、ミウラさんの歌詞が秀逸でハッとさせられました。
なんか、意外と何も考えずぼーっと聴いてると新しい発見があるもんだなあと思って…これ本当よくあることなんですよね。
ていうかね、凄い皮肉っぽい歌い方が上手いなって。笑
いや、めっちゃ褒めてます。こういう歌い方だからこそ歌詞が映えてるところもあるし。
カムロバウンス「LIFE IS LIKE A GAME」
https://itun.es/jp/eYmIdb
M2の間違い探しなんですけど、綺麗な嘘にまみれて真実が見えなくなった、って歌詞が的確だなあ…と思って。本当そうですよね。言葉なんていくらでも飾れるのです。
言葉にしたから真実になるわけでもないし、言葉でいくらでも真実っぽく言えるし。
なんでも正直でいりゃいいってもんでもないなってわかるように…はあ…子供に戻りたいわん!
あ、ここのドラムの緊迫感が良いのですよ(^з^)-☆笑
この曲は嘘をつくことが間違いだとしてるなら、
その後の、間違いを正したって正義からかわからないまま君は僕を見て少し笑う、ってあるんだけど、嘘をつかないことが正しいって必ずしも言えないと思うんですわ。
まあ、嘘は基本的には良くないと思ってますけど、誰かを守る嘘みたいなのもありますもんね。
便利な世の中だね愛情さえも金で買えちゃうんです、ってまあほんとそういう世界もあるし、多分ここでの愛情って、皮肉ってる感じだと思うんですよね。
結局愛情なんて金で買えちゃう程度のものだよねって皮肉にも捉えられるし、金で買える愛情って本物なの?みたいな皮肉にも聞こえる。
なんかこういう受け手にイマジネーション広げさせる言葉を発せる人って本当凄いなって思うんです。hydeさんも然り。
増えすぎた情報に翻弄→テーブルに広がる空き缶を眺めていたって、いい表現…!
もはや何が正しいのか、何が嘘なのかわからなくなってるような感じでぼーっと立ち尽くしているみたいな印象。その後の虚無感のあるサウンドもまた良い感じ…!
その後の、過ちを犯したって間違いと認めちゃいられない、価値観を壊したって間違いだらけの僕ら←って、本当、それぞれの感覚が違う以上、必ず嘘か真実かとか、正しいのか間違いなのかってのは、人の目次第なのですよね〜〜
犯罪犯したって、私がやりましたとは言えない人もいるし、自分に罪があったって、やってないとシラを切り通す人もいる。勝手にホラ吹いて人のせいにする人間もいるし。
自分の非を死んでも認めないみたいな人、いますからね本当。
例えば、同性婚を認めるか否かって話も、時代の流れ的に認めてくれって人も多いだろうし、それが正義って思う人もいるけれども、断固として反対するとか、有り得ないって思う人も依然多くいて。
んでもこんなんいたちごっこなので、国が決めるしかないけれども、それさえも個人の感覚次第で、正しくもなるし間違いにもなる。
あとネットの情報(まあ人もそうだが)って飽和状態だけど、何を信じるか、何を嘘だと思うかは本当、それぞれに任されてる部分があって。
誰かはある情報を本当だと思っているかもしれないし、誰かは嘘だと思ってるかもしれない。
最後の、勝ち負けじゃない終わることのない君と僕との間違い探しって、すごい面白い表現。
価値観は勝ち負けじゃない、正しさも嘘もないと伝えてくださってるように聴こえて、多分、これ他人は他人の価値観に優劣つけられないよってことなのかなと。
確かになー…本当そうで、それぞれの価値観はそれぞれのもので尊重し合ってこそなんでしょうね。
あと、自分の価値観だって、他人にとっては間違いかもしれないと。
色々気付かされますね。自分の考えは絶対的正義って思いがちだけれども。そうじゃないんですよねきっと。
というか、誰が測るものでもないというか、正しさとかで測れるもんじゃないっていうか。
そうなるともう、シンプルに自分の感覚を過信しすぎず信じるしかなくなってくるかと。
究極の歌詞ですね。
まあさ、それを言っちゃったら、究極全人類殺したいですって人も尊重されて認められたらセカオワになりますしね。
難しいもんですわ。
あれ?途中から間違い=嘘って感じでもなくなってる気が。笑
間違い=嘘、偽物、虚構とかそういう類の広義ってことなのですかね?笑
話しかけられたらご本人に聞いてみよっと笑
ミウラさんは人が目を背けるようなところグサグサ刺してくる感じがいいのですよね。笑 今後もこの調子でお願いしたい次第です☆笑
深読みしがいがあって楽しめます!
サウンドもかっこいいですよ。ダークな部分は本当カムロらしさが出てて、歌声もすごく合ってて良い!!
昔からキーボードありのバンド好きになる傾向あるんだけど、その中でも本当、全然違うなあって思う…!キーボードは個性出やすいしわかりやすい気がする。違いを聴くの本当楽しい!
はあ〜今朝ふと思いついて書きたかったからスッキリ( ´ ▽ ` )ノ☆
人と話すということvol2
人との会話って凄く考えるのですが、最近はもう当たって砕けろ精神で、スベることへの恐怖がなくなってきました。笑
スベったら次はスベらないようにすれば良いの!笑
いまだに、人を掴むのが苦手なんですけど、でも本当人によるし、対応変えていかないとなって思う。
自分がないって批判もあるかもしれないけど、会話はまず相手に歩み寄るってのをモットーにしてるので(ここはぶれてない)、誰にだって好き勝手に自分の話したいこと話せば良いものでもないと思ってる。
その人の好きな、興味のある話題もそれぞれ違うだろうし、冗談言っていい人と言っちゃいけない人いるし。会話のテンポも違うし。
ずっとコミュ障とか話しづらいとか何考えてるのかわからなくて怖いとか言われ続けていて、もうずっとコンプレックス。まじで。笑
聞き手なだけって言い訳はやめます、コミュ障はアイデンティティです。短所はコミュニケーション能力の欠如です(サン◯ャイン池崎の自己紹介ネタ)!!!
もう存分にイジってください!!!笑
実際は相手を掴むために観察してて口数少なくしてるだけなんだけど、まあもちろんそんな言い訳伝わるはずもなく。笑
まあでもかといってひたすらに好き勝手喋り続けるのは会話って言えないんじゃないかなと私は思ってます。
でもお互いなんでも好きに話せる関係って凄く憧れますね。
どんな話が好きとかは特になく…普通に当たり障りない話するのも好きですしコントみたいにテンポよく話すのも好きですし真面目な話だってする時はするし面白い話には笑うし。
まあ、お互いいいバランスで話し合えるってのが一番の理想ですが…聞き手になりたくないとか喋り続けたいとか喋るの苦手だって人とか色々いますからね。そこはお互い選ぶ感じで。
最近はほんと、質問上手くなりたい。この人ここ喋りたいんだろうなってポイント上手く掴めるようになりたい。
あとは面白いこと言えるようにしたい。
まあなんというか、ちゃんと会話をしたいのです。いいバランスで話して聞いて、みたいな。
最近はちょろちょろ会話できるようになってる(と信じたい)。
でももっと会話したいなって思う人がいるから、まだまだ頑張らなければ。
まあ要はなるべく楽しく過ごしたいということです。自分と関わることを選んでくれた人にはやっぱり関わっててよかったなって思ってもらいたいというのはあって。
まあ最近は実際そこまで気にされてないって思いながら、気楽にやってます。でもこれが功を成してる気がする。
自分自身に負担になったら意味ないから(というか心の余裕がなくなってしまったらその時点でアレ)、自分の調子と相談しながらですが。
人といるときは心の余裕を保てるように。ユーモアのある人になりたい。
やっぱり面白いって言われるのは嬉しいので。
ああなんか、何年経っても掴めない人とかいるし、すんなり掴める人もいるし…まだまだです。本当今年は会話力上げたいというか、上げなきゃきっと生きれない。
自分のほぼ全てを改善していかないと生きる道はなくなるという、なかなかにデンジャラスでスーパーハードモードな人生送ってますが、まあ最近は程よく充電もできてるので…自分のペースでがんばりまーす(^з^)-☆chu!
余談ですが料理っていい感じに集中力使うし余計なこと考えないで済むから凄く良いということに気付きました。考えすぎてしまう方ぜひに
大石昌良 君に聞かせる物語
今回はアルバム単位で!
大石昌良さんの君に聞かせる物語(アルバム)がめっちゃ良くて、最近ヘビロテしてます。
音楽性の多彩さ…いや、困ったらこのワード使ってるわけじゃないですよ!?本当に多彩なんですよ!?笑
本当にいろんなテイストの曲が楽しめます!曲のクオリティも高いのに、凄く聴きやすい。
一曲目のソングライター、すごい。まずこれが一曲目っていうのが良い!始まりにふさわしい!
途中テンポも雰囲気もころころ変わる、ジェットコースターのような曲です。笑
おかげさまで楽しく聴けます!音楽でここまでワクワクを表現するのがすごい。某ネズミの国にいるみたいな気持ちになれる!笑
アコギってすごい。使い方でここまでいくんだっていう。
からのめーーーーーがーーーーーねーーーーーってくるのほんと毎回じわじわくる。笑
眼鏡ダーリンです。これは曲名です。笑
昭和の歌謡曲っぽい感じかな?でも全然古臭さはないです。舞台でいえば序章の平和なところのような音楽です。笑
途中でセリフが入ってるのも凄く良いアクセントになってる。
次は都会の蝉は夜に鳴く!
これはハモりが最高(おおおってなる!)なのと、夜のハロウィンに流れてそうな音楽。蝉なのにハロウィン。これもストリングスがよく効いてるのです!
3分もない曲なんですけどボリューム?凝縮感がすごい。途中ミンミンミンミン言い始めるのも遊び心があって素敵です。笑
ネタ曲なのかわからないですが、でもそれにしても完成度高い!笑
次の別れの種だねはまた雰囲気変わる。この雰囲気好きだわ〜〜
ジャジーな感じ。途中トランペットも入るし、ピアノが超ナイス!でも、本当聴きやすい。
ジャンルの好みはそれぞれあると思うんですが、それにしてもこれは飽きずに聴けます。
次の終焉的メロドラマは、ゆるめのサスペンスっぽい。笑 シリアスすぎないような。
なんか、昭和の歌謡曲っぽさがあるんだけど、途中曲の雰囲気変わったりするから古臭さがないんですよね。
本当、一つのミュージカル見てる感じです。音楽だけなのに不思議。いやこれは本当聴いて頂ければわかるかと…!
次のファイヤー!は超かっこいい!!始まり方がまずいい。アコギオンリーで。
んでそっからドラム入ったりシンセ入ったりでだんだんEDMっぽくなる。この感じがいい。
アコギとEDM!?ってなるかもですが見事にかっこよくマッチしてます。アコギの使い方が本当に上手いんだろうなあ…
曲の緩急のつけ方ほんっとによく効いてて、大サビ前なんて特に鳥肌!!
ライブでは弾き語りバージョンで、こっちもパフォーマンスが超かっこよすぎて…この動画こそネットに上げて欲しい…!笑
次のミュージックブレイクもEDMっぽさちょっと引きずってる感じで。こちらもアドリブちっくなピアノがかっこいい。とりあえずこれは全体的にピアノが良い。音色上手く切り替えて使ってるところが上手い〜〜!
弾いてるの誰なんだろう。
次のはじまりのメロディは、サビのメロが凄い好み!
ABメロからサビ一気に加速するのが良い!聴いてて本当に楽しい。こういうの好きだな〜〜!
これを3分2秒に無駄なく凝縮してて、凄いなあと…。
この曲もピアノが効いてますね!
次の耳の聞こえなくなった恋人とそのうたうたい、あーライブ思い出す!
2番Aメロが工夫されてるのがいいな〜〜サビでのストリングスが綺麗。
歌詞にある通り綺麗事かもしれないけど、でもこの曲からはそれ以上の優しさを感じて、好きです。
本当、これを涙流しながら歌ってた大石さんが印象的すぎて。そこから好きな曲。
特にすごいテンポの変化とかもなく、普通にいい曲って感じで、無難なのから行きたいのであればこれがオススメです。
最後ー!ダイヤモンド!
これも、最後に持ってきたのがほんと良い…!
ゆったりした曲。和み系。
多分、このアルバム順番通りに通しで聴く前提でラストにきてるからより良いのでしょうなあ…。
平和に終わる感じが良いですね〜〜。
このドアの向こうに君が待ってる、の後にドアをノックする音が入るのも遊び心あっていいな〜
ほんとに終わり方が物語の終わりって感じの終わり方なんですよ。上手い。最後の最後まで凄く良い締め方で。
全体通して、本当に一つの物語を読んでるような…聴き終わった後の充実感が半端ないし、あっという間。ストップ押す余裕がない。笑
ああこれ本当色んな人に聴いて欲しいな〜…CD持ってるので貸させてくださいっ!!
ほんと、一曲一曲のストーリー性がすごい!
テンポ変わったり雰囲気変わったり、でもそうじゃない曲もあって、凄くバランスが良くて。
色んな要素が詰め込まれてて聴き応えがすごいんですよね。
あとは、基本的にそこまで長い曲がないのと3分台の曲が多い曲且つかなり濃縮されてるので無駄がなくて、3分台にここまで詰めたんかー!感と、決して物足りない3分間じゃないのがこれまたすごい。
ちなみにこの大石さん、ライブでのトーク上手すぎてお笑いライブ観に来た錯覚に陥ります。どっちが本業なのかわからなくなります、冗談ですが。笑
歌も上手くて曲も素敵で、推しまくってまし〜〜!!ぜひに!!
昨日見たTV
久しぶりに考える機会があったので。
昨日、いじめの加害者を実名報道すべきか否かって議題で議論する番組がやっていまして。
私もこういうの、凄く疑問に思っていたのでついつい。普段あまりテレビ見ないんだけども。
結論、きわどいところなんですよね。
正直言って本当にどちらの気持ちもわかるというか…被害者側に立てば、多分、実名報道されるなりなんなり制裁を受けろと思うんだろうけど、加害者側はまあ人生潰れたようなもんでしょうね。
まあ今はネットの特定班とかいるので速攻で加害者の個人情報広まるけどね。ただ被害者側の個人情報も広まってるのは、これはさすがにどうなんだ?と言いたいけれど。もっと被害者側を守ってくれよ、と。
まあただ問題は、実名報道したことによって加害者が罪の重さを実感できるのか?とは思ってて。もちろんそれなりの制裁(罰されるとか)は受けるべきだと思いますよ。
実際加害者がいかに罪の重さを認識するか。とにかくここだと思うんですよね。
ぶっちゃけ小、中学生で、実名報道して後ほどの人生に影響が出るとか、そこまで考えいくのかなとは思ったりしますし。
ただ、被害者側からすれば、いじめが原因でトラウマになったりして後の人生に影響って絶対少なからず出てくると思うし、必ずしも、自分はいじめられた経験を生かして〜とか美談に出来ないと思うんですよ。
ていうか、いじめ経験はいかなる理由でも美談に仕立て上げるなよってずっと思ってる。
いじめられたらいじめ返したり、加害者側に回ったりもするしね。そんな人間強くも優しくもないので。
だから加害者側も人生潰されてしまえって思う気持ちはわからなくないのです。
加害者はもちろん罰されるべき。とは思います。ていうか、何かしらの方法で罪の重さを認識させないと、今後も続くよ?と思うんです。
更生する人もいると思うけど。というか、可能なら全員に更生して欲しいですけど。
っていうかさ…被害者側に、いじめ経験を生かした成長みたいなの求めるなよ、っていう。
まず、被害者を守れよって本当に思うんです。大人が味方になって話聞いたりいじめ抑止に動いたり、とにかく行動しろよって。
子供のいじめを止められる力を持つのは大人だよ。子供同士なんて大体は見て見ぬフリすんだよ。自分犠牲にしてまで他人守る子供なんてそうそういないんだから。基本的に次は自分に回ってくる…ってまず思うだろが。
大人がいじめに加担するのは論外ですね。本当に。何子供相手にビビってんだよっていう。
とにかく被害者を守るということと、加害者に罪の重さを重く実感させるべきってこと。
あとは、いじめに興味が向かないような工夫をしろと。
まあ、これが難しいんだが。正直、いじめの被害者が亡くなったって、加害者側にとってはそんな痛手ないから。いじめた側は都合よく忘れるという感じ。
多分そもそも人をいじめるって方向に行かせないように個人個人が満たされればいいんだろうなと思うのですが、格差社会ではそれは不可能に近いですね。
まあ、人をいじめること考える前にそもそもそういう意識に向かないようにすることも同時に進めていかないとだと思いますわ。
人傷つけないで楽しいことなんていっぱいあるじゃん。別に他人の楽しみとか他人に否定する権利ないわけだし。
好きなことは自分を生かしてくれるしね
いじめられる前にいじめろとかなんかそういうの本当くだらないと思うんですが。
そもそもいじめなきゃいいじゃんっていう…人を傷つけて快感得るより凄い人とか尊敬する人についていっていいところ学んだ方がよっぽど身になると思うんですけどね。
まあ、そんな綺麗事はなかなか通用しないのが現実ですけどね。
いじめに負けるなって、誰もがそんな強くない。もちろん負けない人もいるけど、それを全員に押し付けるのは違うと思う。
まあ、結果実名報道が有効って実証されればまた変わってくるのかもしれないですけどね。
どちらも難しい問題。でも本当、被害者側を保護しつつ加害者側にいかに罪を重く受け止めさせるか…じゃないと、変わっていかないと思います。
そもそも人をいじめなければいいんだよ…って思いますけど、人間複雑なのでね
いじめがいかにくだらない行為だとか非生産的すぎる行為(誰も幸せにならない)だってもっと世に浸透して欲しいと思いますわ。
INKT Flower of life
INKT「サイサリス - EP」
https://itun.es/jp/RbfH6
うーん、YouTubeに音源がないの残念。
音源が上がってる他の曲とはまた違う感じなのです。
好きな曲。最近このシリーズですね。
以前あげた、AKIHIDEさんの桜雨とは物語性って面では共通してるんですが、こちらは曲の展開が物語性があって、こちらに注目していただきたいなと…!
まあ曲の展開だけでなく、歌詞もディズニーの美女と野獣を思い浮かべながら(野獣サイドで)聴いて頂けると、ああ、なるほど!となります。野獣がどうとか直接的な表現はないですけどね。
こういう、実は…な仕掛けも凄く良いなあと思います。
これ、凄く良いんですよね。本当、フルで聴いて欲しいのです。発売当時も視聴の段階から名曲のニオイがしましたが改めて。
1番は普通に、普通の展開です。サビから始まるんですけど。でも逆にここで普通なのが後を生かすいい仕掛けになっている気がしてます。
別れの日から目を背けてたの後の悲しげに静かになる感じもまた素晴らしい仕掛け。
ここから匂わせておきます。笑
1番入る前が好きなんですよね。物語が始まるようなピアノ。マーチングのようなスネアも効いてます。
耳を済ませると〜から凄くいい感じのギターが入ってきます。一気にギターの音色が変わって雰囲気が変わるところです大事なところですテストに出ます!!!!!(嘘)
そのままの勢いでサビいくんですけど、ここは普通の展開です。
でもこのサビのいい感じに派手なサウンドがこのバンドらしいなと。ドラムとか特に。最後のグリッサンド(ピアノの鍵盤端からザーッてやるやつ)が効いてますね!
2番からのギター、だんだん疾走感出てきます。歌詞も、とある朝僕は気付いて怖くなった〜と、何か変化がある感じです。
んでその後にくる、その日が来てしまったと←この表現が意味深で良いですね。倒置法ですね!その日ってなんだ!?ってなる。
今後に期待!!!!
進み出した時の針はもう戻らないという悲しい歌詞に反して、ギターの疾走感がむしろ良いんですよね。ここでサウンドも暗くなってしまったらなんか、まあ雰囲気は伝わりやすくなりますけど、まんまになってしまうと思うので。
で、2番終わってからですよ(安定の展開)
視聴では聴けないのが残念すぎる…!!ここのピアノがあって、ドラムがきて、ここで一気に静まって(イントロの雰囲気に戻る感じです)からが…!!
ここのピアノ、良いですよ。良い感じに盛り上げてるし、音の繊細さと力強さが相まってて最高です。
このスネア連打からの静まり返るがすっごく良い。基本的にスネア連打きたらその後は盛り上がるってイメージあるので。
地味にストリングスが効いてますよ。確かにここでは使うが吉ですなあ。
花びらは落ちて別れの時は近づいてきて←ここですよ。別れの時が近づいてるって物語にまた変化がある感じで、曲の雰囲気もまた変わってきてます。ギターがいい感じに効いてる…本当音作りが絶妙。
そこから、一雫の愛をこぼれぬように拾って救って〜ってくるんですけど、ここの歌詞と演奏が合いすぎてて、個人的には拾ってと救っての間が凄く絶妙だなって思っていて。間があることで、ゆっくり大事に拾って救っている様子が感じられるなあと。
あと、一雫の愛って表現がとても好きです。これ完全に個人的なアレですが。
この部分凄く好き…!!曲の大事なところですよ…!
そのあとに、寂しくなんて悲しくなんてないさってあるけど、絶対本心じゃないだろうな〜と思うのです。
ありのままに気持ちを書くのもそりゃダイレクトに伝わってきて良いですけども、こういうもどかしいのとか遠回しな表現が使われてると、より深みが増すかと。
ここも良いんですよね。ほんと。
そこからの、静かになってから魔法は解けてゆく〜ってくるの、めちゃくちゃ上手くて最高です…!!間も絶妙!あああまじ震える…!!
こういうメリハリが物語性ある曲では生きるのですよね…!
大サビがもうどーんときますね。でもここは来て欲しいところ。その前の箇所を生かすためにも。
若干キー上がってるのか、歌声に勢いが追加されたのか、まあ色々と、盛り上がりが、ここで一気にぐーんと。
生命の火がこの胸を焦がし続けたんだよって表現が本当にぐっときて、ライブの度にここでやられてましたね。あと、ここのピアノがめちゃくちゃ良いです。多分ピアノが良いからよりぐっときたんだと思いますわ。
ここで、息もせずに〜の部分がその前までのサビに追加されてるのもまた…!大サビどーんはい終了!じゃないところが。
ここで上手く物語締めてる感じ。結局結ばれるわけでもなく、ハッピーエンドではないので切ないけれど、サウンドから力強さが感じられるのがまた良い〜ザ・悲サウンドじゃないところが。
この曲、メリハリもはっきりしてるし、物語の場面場面の切り替えが歌詞+音楽で表現されてるので、それが凄く世界深まって良いです。
あと全体的に、バンドのカラーを上手く使っているというか。大人しすぎないサウンド。
あとは、意味深な言葉回しだったり倒置法使ってたり、次の展開をなんだ!?と思わせるサウンドだったりで、この曲中にこれだけ物語性高まってるのが本当にあっぱれの一言です。
あとテンポも凄く良くて。色々と絶妙に絶妙が重なってここまでの奇跡が誕生した感じ。これ多分あとちょっと遅くても早くても違うと思うので。
是非聴いて頂きたい一曲です。
この曲だけでなく他のアルバム曲も凄く良いので、オススメです。みなさん鍵盤ありのバンドは好きですかーーー!?
好きですよね!!!!!←
どれも曲の感じが違って楽しめるし、どれも本当にかっこいいです。もはやバンドという枠を超えている気がするってくらい。
曲違いますがご参考までに。ちなみにさっき開いたら広告はラルクのハイレゾのやつでした。ラッキー笑
それは置いといてこれはぜひ鍵盤に注目して頂きたい一曲なのです…!!
今は諸事情により全く動向を知らないので、2ndまでをオススメしておきます。笑
それではまた(最近さらに長さに磨きがかかってる)
AKIHIDE Hello!Mr.Sadness
ストリングスと、特にサビのメロが個人的に凄く好きです。音作りも好み。
AKIHIDEさんの作品で、いつも不思議だなあと思うのは、ノスタルジックな音作りと、どこかやっぱり哀愁を感じるメロディだなということ。
歌ものだと歌声の影響もあるんでしょうかね。語りかけるような歌声がこれまたいい味出てるのです。
1番と2番のサビ前がちょっと違うのがポイント。両方ストリングス突っ込まれてるんですけど、2番の方がギターもドラムもうまく効かせてる感じになってます。
安定の2番以降と、この曲終わり方が凄く好きなんですよね。
2番終わって、大サビくるんですけど、そばにいるから 悲しみも抱きしめての後、ハローハローのコーラスがあるんですけどね、
凄く覚えてるのが、ここでファンとの掛け合いがあったところですね。これ凄く感動しまして、目汁流した記憶が。ああ、いいなこの感じって思いました。
みんなの声を聞かせて!って、AKIHIDEさんがフロア側に耳傾けてながらみんなで一緒にコーラスしたんです。
良かったなあ。こういう瞬間嬉しくなる。
最後、涙も混ぜてカラフルな未来を〜って、ここの溜めが絶妙。そっからの描こう、ってふっと来るのが凄く良いなあ〜と。AKIHIDEさんらしいな〜って思ってます。
大サビの勢いのまま終わらないのが逆に良かったりしてるんです、この曲では。
なんか前向きに前向きにほれほれいけいけ!みたいな押し付けがましさのない、優しさを感じられますね。
地味に、最後、走る足音で終わるんですけど。多分カラフルな未来に向かって走り出すって様を表現したかったのかな、と勝手に解釈し始める勢。
凄く良い曲だ!ってよりは、もちろん良い曲だなと思うんですけど、救われた思い出のある曲って感じです。
この曲はおそらく、悲しみだって捨てようとしないで、感情を大事に進んでいこうっていうメッセージなのかなと。
個人的にかなりポイントなのが、泣いてもいいよ そばにいるからっていうワンフレーズです。基本的に泣くことってマイナスに捉えられるじゃないですか。
泣き虫な身としては現実では非常に肩身狭いわけですよ。笑 勝手に涙出てくるんですけどどうしたらいいんですか!?みたいな。笑
いや、もちろん、泣くと気遣わせるとか色々あるし、泣くのが良しとされない理由はわかるんですけどね。笑
もちろん、AKIHIDEさんが言ったからといってじゃあ泣いてもいいんだな!って、どこでも泣くわけじゃないですけど。もちろんTPOを弁えますけど。
でも、泣くにも色々あるし、涙流してもいい場面ってあると思うんですよね。実際泣くと結構ストレス発散になったりするし。
悲しいから泣くのって何が悪いの?と思うわけです(TPO弁えた上での話)
この、そばにいるから、って色々解釈できるなーと思ってて。
誰か慰める人がそばにいるって意味なのかもしれないし、涙のそばに悲しみがいて、むしろ悲しみが涙に寄り添ってくれてるってことなのかもしれないし、AKIHIDEさんの作品がそばにあるよ!って意味なのかもしれないし。
まあそれは受け手次第ですね。
涙流すことを肯定してくれるというか、AKIHIDEさんの作品は基本的に涙を大事にしてくれているというか。ずっと泣き虫で小さい頃から親に怒られまくってきた身としては大変救われたわけです。ずっと泣くのって悪だって思わされてたんで。
ちょいと話ずれましたが、この曲は悲しみも抱えながら〜っていうのがまたいいところで、悲しいことってやっぱり忘れられないじゃないですか!でも、それを抱えながら、むしろ混ぜてしまおうと笑 悲しみも捨てずに一緒に歩いていけばいいじゃん!ってメッセージが自分に響いて、今でも大事にしてる考え方です。
悲しみと仲良くするって発想が全くなかったんで。基本的に悲しい思いすると、本当に忘れられなくてダメージめちゃくちゃ受けるタイプなので、早く忘れよう忘れようとしちゃってたんですけど。
まあ、忘れられる、気にしなくなるのはその程度のことだったから、その程度のことに振り回されないのが一番なんですけどね。
まあでも救われましたね本当。特に昔なんて悲しいことばっかりだったんで。
泣き虫なのに泣くことはダメだダメだととらわれすぎてる方にはオススメですよ〜。ほんと救われます。笑
もちろん場面によっては涙が悪になってしまうこともあるけれども、泣くことは決して悪いことじゃないと思ってますよ、私は。
むしろ色々と泣けるくらい感受性豊かな方が、まあ辛いことも引きずってしまうけれども、喜びは倍だと思うので、悪いことばっかりでもないと思うのです。
AKIHIDEさんの曲が今でも好きで今でも大切に聴けているのは、多分、サウンドの色褪せなさもあると思うけれども、メッセージがいつ、誰でも共通することだからだと思うんですよね。
生きるほどに味がわかる曲たち。
ていうか、リリース当初より年取った今だからこそ響くことがあるし、それはきっと今後さらに深みが増していって感じ方も変わるんだろうなと。
多分、私が死んでからの世界でも共通するメッセージだと思いますよ。笑
良い作品の定義なんて本当人それぞれですが。
音楽でもなんでも色々、モノが溢れてるからこそ長く愛される作品、後世にも残る作品は貴重だと思いますね。
AKIHIDEさんの作品はそういう作品であってほしいし、そうなれると思ってます。
もちろんどんどん新しいものが生まれてくる良さもあります。
まあどっちにしても、作品を大事に受け取っていきたい。ということです。
最後余談すぎたかもしれない。笑
AKIHIDE 桜雨
好きな曲です。哀愁を感じられる曲はとても好みです。
イントロのギターのメロとストリングスのアンサンブルが素敵です。アコギからエレキへの切り替えもまたポイントですね。この曲、イントロだけではなく全体的にアコギとエレキのギターの切り替えが凄く良いのです。
あとストリングスもとてもよく楽曲に効いてます。サビ前は特に。
イントロ、耳を澄ますと、ひぐらしの鳴き声のような音が鳴ってて、これもまた風情がありますね〜!桜が曲名に入っているように、和の世界がより深まっているように感じます。
1番Aメロのドラム、ハットもスネアも少し後引く音というか、音に余韻がある…伝わりますか?笑
それが良い味出てるんですよね。これを叩いてる人気になります?気になりますよね?
そう、我らが石井悠也大先生です!!!!!!!拍手!!!!!!!!!
…まあいつものテンションはここまでにして笑
Bメロからストリングスが入ってくる、このBメロからがポイントですね。
Bメロ後すぐにサビいくのではなく、サビ前にストリングスが入ることによってより盛り上がるなあと。
サビの、もう2度とは戻れない〜の、もうのうの部分にシンバルがジャーンってくるのが良いですとても。
2番は歌詞が切ないですね。この歌詞の切なみとメロディが凄く合ってて…
そっと離れてく手と手に僕は何も出来なかった…
そうなんですよね〜。家族はいずれバラバラになっていくのです。子供も大きくなればそれぞれの道を行くようになるのです。
1番との、強く手をつなぐ笑顔の二人との対比がまた切ない…より、過去には戻れない、愛しき日々は戻ってこないという現実を思い知らされますね。
余談ですが子供は親を繋ぎ止めるものでも引き離すものでもあるな、って考えてます。繋ぎ止めるものであってほしいけれども。
ちなみに2番ではサビが少し長くなっていて、大サビへ向けて階段を一段登った感じですね。
まあ、どの曲でも言ってますけど、2番以降がこの曲良いんですよね。笑
2番以降のパンチで私の好み決まる感じになってきてますね。
2番終わりからのギターもまた哀愁が…!ここでエレキがくるのも、この音もぴったりだなと…!こういうメリハリも大事なポイントですね。
次の、何度目かの春の日に〜の部分のドラムが大変いい味出しています。
この歌詞の、僕の大事な二人(AKIHIDEさんのお父様とお母様のこと)がいつの日にかまたもう一度笑顔で会えますように 祈るから、なんて…こんなの息子に歌われたら泣きますよね。ここはガッと掴まれました。
ドラムの盛り上げ方も素晴らしいですわ。
ラスサビも良くて。ここ一筋縄じゃ終わらないんですよ。出だしのテンションのままだとイマイチ盛り上がりに欠けると思うんですが、もちろんそうではなく、ちゃんともう一山用意されてます。ここも凄く大事なところであります!
この曲の良さはメッセージ性にもあるんですよね。1番サビの歌詞、もう二度は戻れない永久を信じてた日々よ、って、本当にそうで、過ぎた日々は戻ってこないんですよね。昔は永遠を信じていたし、というかもはや疑いもしなかったですし。
それが大人になるにつれていろいろ学ぶと、わかるんですよね。過去には二度と戻れないし永遠なものってないんだなと。
変わらずに微笑むのは写真の僕らだけ、っていう歌詞も、より切なさと、変わらない現実の儚さを感じられるのであります。
2番サビの歌詞、帰りたいもう帰れないっていうの、もう二度とは戻れないと同意味なんですけど、言い方変えてるところもまた良いんですよね。
多分、ここ強調したいんだろうなと。過去には戻れないということ。まあ本当、過去には戻れないっていうのは絶対的な事実であり現実ですよね。疑似体験はあるにしても。
帰らないあなた(AKIHIDEさんのお父様)を待つ母が僕を抱きしめたって歌詞も良いですね。どうにもならないことへの切なさを遠回しに訴える良い言葉回し…
お母様の寂しさが伺えてなんとも言えない気持ちに。きっと泣きそうな表情だったんだろうなあと思います。
ラスサビの、もう二度とは戻れない遠いぬくもりの日々よ、と、帰りたいもう帰れない僕の愛しき日々よという歌詞、これもまた同意味なんですけれども、言い方変えてまで繰り返すことで、より切なさを感じられて。ここもぐっと掴まれます。
過去の日々に愛おしさを感じているっていうのは、過去だからこそ、もう戻れないことがわかっているからこそ、より愛おしさが増してるんでしょうね。
言葉の選びも上手いし、一貫性があるし上手く対比を使っていたり、同意味のものに言い方を変えていたりしていて。
一つの物語として成立している感じがするというか。時系列がわかりやすいんですよね、過去→現在と、変化していく様が。それもポイントだなあと思っています。
それでいて、伝えたい箇所は伝わるように工夫されていて。そして人の成長も感じられる、物語性のある曲なんですよね。
さらにラスサビでの、変わらずに微笑んでる父と母と僕の写真にそっと笑いかけた…って歌詞に前向きさが感じられます。それまでは戻れない日々を嘆いてたのが、巡り巡っていつかまた会えるといいな、という前向きな願いに変化してるように感じられましたね、私は。
そっと笑いかけた…って表現がまた絶妙だな〜と。なんとなくここでは諦め故の悲しい笑いとは違うんじゃないかなと。ゼロではないと思うけど。
でも、切なさはちょっと感じられて。多分、現実を受け入れ始めてきている様子なのではないかと。
100%前向きで元気元気!って感じとはまた違うと思います。
まあもちろん、凄く現実的になれば、いつか二人が会えるってことはおそらくあり得ないんですよね。死後の世界は知らないですけど。私は死=全てが無になるって考えなので。
でも多分AKIHIDEさんはそれをご存知だ思います。知りつつも、それでもって思いなのでしょうね。
なぜそう思うかというと、ところどころに現実を理解しているような歌詞が見受けられるし、表現が願望(〜できますように、とか)になっていて、これは裏返せば現実的には叶わない、実現できないということとも捉えられるので。
けれど私は、こういう、叶わないと知りつつも…な表現は凄く力強み、意志の強み感じられるので好きです。
そこまで言われたらなんか、いや叶わんでしょって突っ込む気持ちがなくなります。というか、現実的な突っ込みを待ってるんじゃないんだなってわかるので。
最後のコーラスの部分でわかるように、咲いてる桜の花もいつかは散るけれども、次の春にはまた花を咲かす。っていう、まあこれは人も巡り巡って命を繋いでいくってことの比喩なのかなーと。
生きてるものは必ず死ぬし、それが世界中で起こっていて、でも同時に世界中で人が産まれて、それが繰り返されてる。っていう。
切なさとどうにも出来ない現実に対してのやり切れなさと、でも生命は巡り巡ってゆくのだとという、なかなか大きいテーマ扱っていながらも、見事に音楽で表現されていて(ストリングスの功績は大きい!)、素晴らしいです。
家族愛を描いてるってよりは、こっちがメインなのかなって私は感じました。
なんか途中いろいろ話ぶっ飛んでますけど、AKIHIDEさんの作品の良さって、なかなかに現実突きつけてくるけど、決して絶望を叩きつけるだけなのではなく、最終的にはそれを上手く生かして希望に変えて還元してくださるところかなって思ってます。
なんというか、現実との付き合い方のヒントをくださるといいますか。そんな感じです。もうどれだけ救われたかわからないです。
もし最後まで目を通してくださった方がいるのであれば、ありがとうございます。