momomo1124’s blog

好きなものなどひたすら壁打ちしています。

鎖の女神と異国の袖 感想②

感想第2弾いきます。

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ショートストーリーのネタバレを含みますので、ここから下閲覧ご注意下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、いい意味でのいつものハウラちゃんらしくなさがストーリーに効いていて良かったなと思います。

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自分の過ちに気付き、素直に認められるという時点から成長は始まっていると思います。

人は自分の間違いを認めたがらない生き物だと思っていますが、それ故に自分の過ちを人に擦りつけたり人のせいにしたり、責任を押し付けたりする人もいるんだと思います。

自分のプライドとか、仕事での成果に関すること、まあ主に自分を守るための一つの行為ではあるとは思うんですけど、その分誰かが犠牲になる上に、人のせいにしてしまうと反省をしなくなる、つまり今後もまた同じ過ちを犯し得る、ということにつながるのではないかと。

 

そりゃもちろん、過ちは犯さない方がいいですが、人によって正しい・間違いはそれぞれ異なるわけで。

人に自分の過ちを擦りつけ、自分を守ることが正しいことで、過ちを素直に認めることが間違っていることと思っている人も当然いると思います。

 

その中で、ハウラちゃんは自分の過ちに気付き、素直に認めることを選んだっていうのが個人的に感慨深く、

ぱっと見ハウラちゃんらしくないようで、けれども人にも自分にも真面目に向き合うハウラちゃんだからこその選択なようにも感じました。

根っこはいつもと変わらない真面目なハウラちゃんだったんじゃないかなと。

 

また話大きくなりますけど、当たり前だと思うことって普段疑ったりしないですよね。

例えば、男なら女を愛するつまり異性愛が当然のことだとか、男性は外へ出て仕事をし、女性は家庭に入り家事育児をこなす、等、それって本当に当たり前・一般的つまり全ての人に当てはまる、と信じて疑っていない人も多いのではないかと思います。

 

私は大学で社会学を学んでいたのもありますし、昔から普通だとか当たり前だとかっていう言葉に違和感を感じていました。

人にはそれぞれに様々な事情があり、世界では様々な文化・法律があり、決してこの世に当たり前なことは存在しない、というか世間的な当たり前を、そうではない他人に押し付けるというか、その枠に入っていないからといって排除しようとするのはどうなのかなと。

、、、っていうのも、私の考えでしかなく、このような考え方について有り得ないって思う方もいらっしゃると思いますが。

 

ですが、その当たり前・普通を振りかざすことで、人を傷つけ得ることもあると思います。

今回のお話はちょっとベクトルが違うかもしれないですが笑、掘り下げればこうも言えるかなと私は思いました。

 

デリケートな話にはなりますけれども、異性愛が当然だと信じて疑わない人が同性愛者に対し、心無い言葉を発したり。勿論これだけでは無いですが

まあ最近では、LGBT運動も活発にはなっていますがまだまだ世間的な認知は浅いように感じます。

 

別に、少数派に対し認めろ、理解しろと強制したいのではなく。自分の当たり前がいかに思い込みに過ぎないかということ、無知が人を傷つけ得る、つまり人の知識を深めることで、当然知識はつけても理解は出来ない文化等はあると思いますし、それは仕方のないことではあるとは思いますが、わざわざ直接その人に対し悪く言う・傷つけていくことはないんじゃない?っていうことです。

要するに、無知だとそもそも気付きもなく、当たり前を疑うこともなく、それは他者の存在・理解を狭めることにつながります。

知らないことを急に理解しろと言われてできますか?そもそも自分のまったく予想もしていなかったことをカミングアウトされたとして、それをすぐに受け入れることはできますか?

基本的に、それは難しいことだと思うんです。

 

だから他者との関係を良好に保つ努力の一環としても、何事も「知ること」って大事なことで、私も好奇心と探究心は今後も絶やすことなく持ち続けたいです。知ることに限度はないから。

知れば知るほど世界は広がっていくはず、って思ってます。知りたいことが無限にある。死ぬまでに少しでも多くのことを知ることができれば。

 

その知る、の第一歩が気付き、ってことだと私は思っています。

 

随分と脱線しましたけど笑、なにかを疑ってみる、つまり自分の思い込む当たり前が必ずしも全人には当て嵌まらないということに気付くということは、ハウラちゃんにとって大きな学びだったと思います。

 

その後の、強大な力は使用者に判断を委ねる、という言葉も、世界の情勢が不安定な今刺さるものがありますね。

 

丁度このショートストーリーの公開時に参院選がありまして、私は特に改憲の点についてはよく調べておりました。自○党に多数議席を獲得させるとどうなるか、というところも。

 

強大な力、つまり首相等国のトップだったり、国の運命、在り方を左右する権力に当たるという考え方も出来るのかな、と。

今月は、戦争に関する覚えておくべき日が何日もありますよね。

確かに、何が正しくて何が間違っているかなんてそれぞれの主観で変わりますし、おそらく誰も正しくないし、間違っていないのが真実ではあると思います。

ですが私は、強大な力を何の罪もない人々を巻き込む戦争の為に使うことは、間違っていると言い続けたいです。例えそれが現実的でない発言だったとしても、国を守るために国民を犠牲にするって、それは本当に国を守るということなのか?と。

 

また話脱線しましたが笑、今回の話で良かったのは、前記事に書いたように間違いをしてしまったハウラちゃんに対し、間違いをしたことを責めるのではなく、要するに間違いを犯した人に対してのアフターケアが理想的だったことかなと思います。

 

そりゃ出来れば間違いはしない方がいいに決まってますし、間違いをしないための予防はしなければならないとは思います。

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地味に核心ついてくるローグの賢さ、好きです!!笑

お前だって完璧じゃねえんだよ、の優しさがたまらないですね笑 と同時に私も救われました。

いやほんとにローグは察しがいいし物事の核心ついてるし、かっこいいんですよ!!!

 

まあそれは置いといて、現実世界でもこのようなケアは必要だと思います。

というか、ここ数年は何か一度でも間違いを犯したらネットに晒されて絶望的な感じになってますけど、結構不寛容な社会で窮屈だな、と思ったりします。

私は間違えまくって叱られたりして、それでも許してもらうというか、、、いや、そりゃ間違ったことをしたことに関しては美談になどせず反省すべきで、実際私も同じ間違いを繰り返さないようにと努めてはいるものの、やっぱりそう上手くいかないことも多いです。

自分がそうやって生かしてもらっていると思うからこそ、私も人に対してそうありたいと思うのです。

 

結構はやっぱり、アフターケアをするのも人で、自分自身の在り方を自分で考えるのは勿論大事ではあるものの、それに対して考えるきっかけだったり、自分のことを知るきっかけをくれるのは人だと思います。

 

大学時代、自分を変えるためには自分の周りの人(環境)を変えていけばいいって話をされましたが、正しくそうかと。

当時はいや自分を変えられるのは自分しかいないでしょって思ってたんですが、そのきっかけは他者がくれる、むしろ他者からしかもらえない、と体感した頃から、その言葉の意味がわかってきました。

あ、無理やり他者を自分の思うままに変えようとするのとは訳が違いますよ。

 

人からの許しや、自分を受け入れてもらえるというだけで生き心地は相当変わってきますので。それは自分も実感していることです。

やっぱり、人間って人との関わりの中で自分というものが形成されていくんじゃないかなって思いましたね。

 

今回のショートストーリーは掘り下げれば掘り下げるほど、やっぱり自分の考えや経験に重なりますね、、、アルカトラズ組とはそういう運命な気がしています←

 

あ、ストーリー的には超ざっくり説明しますと、ハウラちゃんは序盤に突如現れた幻獣を退治し、その後に無害な人々を賊と間違って(花火の火薬を国家転覆を目的とし他国に投下するための爆薬だと勘違いした)連行しようとしてしまったところ、賊と早計に判断してしまった無害な方々は花火師とその妻・子供たちで、本物の国家転覆を目論む賊はちゃんと退治しまして。

 

幻獣を退治したハウラちゃんに無害な方々はお礼とともにおもてなしをし、ハウラちゃんに涼んでもらう且つ花火を見るときの格好、つまり浴衣を着せたため、ハウラちゃんは浴衣になってます笑

ハウラちゃんはこの後ちゃんと花火を見ます。

 

もちろん花火なんて知らなかったハウラちゃんが、私はまだまだ知らないことだらけだ、と言った後に、

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素敵なアフターケアですね!良いまとめ方だったと思います。そうです、これから知っていけばいいんですよ!

 

ラストに、この景色はどう?とデアトートさんに聞かれたハウラちゃんが

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守りたいこの笑顔、この幸せ

 

こんな感じで終わります(雑)

 

 

今回は、大学時代の自分がハウラちゃんに重なりました。いやもちろん、ハウラちゃんの方が断然真面目で素直で可愛くていい子なんですが笑

噛み砕いて言うと、自分が大学生時代に得たものがハウラちゃんと重なった、って感じですかね。

なので私も、当時を思い出して気が引き締まったというか、改めて思い出すことが出来ました。

 

大学生時代は結構私の中ではキーになってる時代なので、よりしみじみとしましたね。

 

なんかもう本当に、ハウラちゃんのことは他人事だと思えなくて笑

もちろん顔の可愛さとか(ここ超重要w)、真面目さ、優しさはハウラちゃんに自分を重ねるには申し訳なさすぎて失礼すぎて無理なんですが、

なんというか人生の歩み方?成長の仕方はどうしても重ねてしまいますね笑

 

ハウラちゃんには、沢山の経験をして最終的に生きていて良かったと言ってもらいたいですね。これからは沢山笑顔が増えることを願って。もちろんいいことばかりではないと思いますが。

 

ハウラちゃんに対してはなんか本当に様々な感情があって、ハウラちゃん自身もハウラちゃんの笑顔も守りたいし、愛おしさもあるし、真面目で人に優しく素直なところは尊敬しているし、とにかく可愛いし、美しくて自分の芯があるところはかっこいいし、と思えば時に儚げだし、いやもうなにこの沼、、、って感じですね!笑

 

ハウラちゃん、ストーリーが増えるごとに色々な感情だったり、仲間からの愛情だったり、世界には様々な人がいるということも知っていって、それでどんどん人間らしくなっているというか、、、喜怒哀楽がちゃんと現れてますね。それとともにどんどん魅力的に、、、あああこれ以上魅力的になってさらに惚れさせるつもりか、、!!!←

 

ハウラちゃんの魅力は語りつくせないですけど、ハウラちゃんのことを好きだと言う自分はなんだか生きてる感じがします。

今までも好きなものに生かされていた人生だったもので。心の底からの偽りない感情を持たせてくれる、それだけでありがたいですよ。

こんなにも愛させてくれることに感謝ですよ。

好きなものは私の原動力でもあり、生きがいでもあり、自分が自分だと実感できるものでもあって、いつでも特別な存在です。

特にハウラちゃんは見た目も内面も全てが好きで、、、好きなところだらけです。完璧じゃなくても、むしろそこが好きです。

 

ハウラちゃんが幸せだと嬉しいというのは、未来の自分も幸せだったらいいな、という希望にもなってるかもしれません。

私は今後もハウラちゃんが強く生きるのと同時に人生を共に頑張って生きたいですね。お互い幸せになろうな!!!っていう笑

だって運命を感じた子ですからね!!(私が勝手にw)ここまで魂が疼く出会い、そうそうないと思うので、大事にしたいです。

 

たかが2次元かもしれないですけど、それでも私はハウラちゃんに元気をもらって3次元を生きられているところもあるので、ガチ恋はしてるかもしれないですけど笑笑、結果的にいい影響をもらっているのでいいと思ってます←

 

もう何度ハウラちゃんが好きといっても足りないくらい大好きです。

私がこういう見た目と内面のハウラちゃんに出会ったのも偶然なようで必然なことで、出会うべくして出会ったと思い込みたいですね!!←

 

とにかく、ハウラちゃんと同じ時代に生きられてハウラちゃんの成長を見守ることができて、私はとても幸せです。

痛々しいキモヲタで構いません、現実見れてないヤバい奴だと言われても構いません、というかほんまそれですよ笑 事実だと思います。

ですが誰に何と言われようとどれだけ罵倒されようと私がハウラちゃんを好きな気持ちは一切揺らぎませんので、そこのところはよろしくお願いします!!

それくらいハウラちゃんのことが好きです!!

 

お互い死ぬ時にいい人生だったと言える人生にしようなハウラちゃん!!

 

こんなに好きになれる子に出会えて私は既に幸せです!!!ハウラちゃんのキャラ考案に関わった全ての方々に敬愛の念と感謝を。ありがとうございます本当にありがとうございます

おかげさまで私は今日も元気に生きています

 

ハウラちゃん大好きだああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

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