アクセサリーのお話②
だいぶ遅ればせましたが、1月初旬に
↑の作家様の個展にお邪魔しました。初めて実際に作品を見て買うことが出来ました。
忘れられないキラキラに囲まれてテンション上がりっぱなしで、買い物の制限時間までむしろ足りないくらいずっと店内の作品を見てました。最高の空間でした…
正直に申し上げますと友達と始発(5時台)で個展会場に向かい、4時間半ほど並びました。どうしても欲しかったんです…
先着整理券配布制でしたので、ものによっては勿論1番ではないので買えないのもありました。始発でも私達で先頭から11、12番目とかでした。
普段はオンラインのみ且つ日時限定オープン・ネットでの先着(ネット環境の良さや商品購入までの慣れ具合が大事なのでしょうか)ですので、事前に告知して頂いた日付、オープン時間の5分前から私はアップを始めています。笑
それでも買えないことがほとんどですが、それほど人気でこの方の作るアクセサリーが好きな方が多いということの証だと思います。
新しく手に入れたもの。ちなみにドラゴンズブレスに関しては友達に協力して頂きました。ありがとう〜！私の方が番号が若干早かったため友達のお目当をゲット出来たので、そちらと交換で。お互いに良かったです。
以前記事載せた作品たちも勿論愛用しております。
何が好きかって、もう、本当に色々ですがいくつかピックアップします。勿論作品自体の美しさは大前提で…！！
・アクセサリーを身につけることによる呪いからの解放
？？？？ってなる方が多いと思いますが笑
作家様の信念というか、Twitterでは作家様のお考えや発信したいことがアクセサリー関連以外にも主張して下さっております。
そちらにもおそらく私は影響を受けていると思うのですが、びっくりするくらい自分の考えはこうです。と人にはっきり言えるようになりました。
今までは、これを言ったら嫌われるかもしれないとか自分の何もかもに自信は無かったし、やっぱりなんだかんだで嫌われることが怖かったのかもしれません。
ですが、これらの作品を身につけるようになってからは、嫌われたくない、よりも自分の意見ははっきり伝えた上で、嫌われる覚悟でも、こんな人だと思ってなかったでも何でも良いしなんなら合わないと感じたのであれば切り捨ててもらって結構です。というくらい、なんだろう相手とのコミュニケーションを恐れなくなったと言うのが良いんでしょうか。
いつもどこかで、人にどう思われるかを優先して行動していたのかもしれません。
勿論、誰かにとって私の考え方やスタンスは間違っているし、周りに合わせておいた方が楽だし上手くやれるしわざわざバカな生き方をしている、という見方も出来るかと思います。
そんなことは私自身が十分にわかった上で敢えてこういうスタンスでいるんです。とちょっと堂々と出来るようになりました。
何様でも何でもありませんし、やはり伝え方にはよっぽどな人以外は気を付けますが(よっぽどでしたら私普通にそれは個人的にそうは思いませんと言いますし、いや知らんがななんでそれで私が制限かけられないかんの？とか、それは流石に理不尽・当てつけですよね？と言います。)
何度も言いますけど、私が絶対的な正義ではないということ、自分を第三者目線で俯瞰することも勿論大事だと思っており、時に自分が無意識に相手を貶していることもあるかもしれません。
ですが、怒るところは怒るし、謝る事に関しても見極めさせてもらいますよ、というのが正直な意見です。
私が意図的に傷つけにいったのであれば私に過失がありますし、怒ると言えども感情的にただ相手の外見を貶すとか暴力的に威圧するとかそういうことではなく。自分に対する反対意見は絶対認めないし謝らないというわけでもございません。
私は自分なりの筋を通して怒りたいし謝りたいし謝りたくないことは謝りたくないです。
然るべき反省することは大事ですが、なんでもかんでも自分が悪いんだと思い反抗しなければそれをいいことに相手に好き放題ボコボコにされます。自分自身を守るために大事です反骨精神。
まあただ個人として、良くも悪くも映るかと思いますし何でも受け入れろと強制は出来ませんが、私は私として生きやすくなったことには作家様の信念が形になった作品に随分助けて頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます。
お陰様で、私は今が一番楽しいです。
・とにかく視野が広がりました
作家様のお考えを考えなく全てに同意するというのはそれはそれでまた個人的には違うのかもしれない、と思います(作家様のお考えも1意見として勉強させて頂く上で、私としては他の意見も聞いたみたいと思っています。勿論明らかな暴論や論点すり替えてんなーと思ったもの
にはまともに相手する気も起きませんが ただそのような人がいるという現実は見逃しはしません)
私としては、自分と反対の意見を持つ方に対しても(先述の通り余程アレな感じでなければ)耳を傾けて、お聞かせ願えますか。といったスタンスです。
勿論それを聞いた上でもなお揺るがない自分の意思もありますが、相手を真っ向から否定するよりは何でそう思うのか、を聞きたいと思っています。自分の無知を自覚できる機会でもあるのかなと。
ただ、そもそもの話、綺麗なものだけを見たいとか事無かれ主義がかっこいいとか、私としてはそういうスタンスよりは生活に密接に関わる政治、現実からは目を逸らさずにいたいです。
というのも、以前作家様より頂いた私信に対してのご返信に、内容をそのまま引用はしませんが、概要としてはアクセサリーも歴史と切り離せないものです。といったようなお話を聞かせて頂きました。
その時に、勿論自分が正解だ、そうじゃないとアクセサリーは身につけてはならないと言い張るつもりはありませんが、私もただモノを消費する感覚でアクセサリーを身につけるのではなく、そのアクセサリーが今まで引き継がれている背景(政治や戦争など)を知った上で身につけたい、と思いました。
多分これはアクセサリーに限定されたことではないんですよね。
何事も背景があり、技術を引き継いだ方々の意思と連鎖と当時の常識や世間体という呪いに抗ってきた方々があって今があると思ってから、学生時代に歴史はテストで高得点を取るためにただ文字と数字を暗記していた自分を恥じました。今更ですけど…
作家様の作品を身につけるようになってから、色々な報道・記事・意見を見たり聞いたりその上で自分はどう思うかを考えられるようにねりましたし、
そもそもまず自分が何かを思うために必要なことを学ぼう、と知りたいことが尽きなくなりました。
そのきっかけを下さったのが、作家様の作品関連(綺麗なものだけ)以外に関しても発信して頂いたことです。
ああこういう自分がいたんだって発見出来ることが楽しいのと、本当に自分の感情は自分のものなのだと思えるようになったことは(似合うか似合わないだとか、他人にどう判断されるかを気にするのではなく、このアクセサリーを付けているとなんか気分が上がるとか、そういう自分自身の気の持ちようが第一だと。こんな感じです)ずっと自分自身を呪いに縛らせていた自分にとって大きかったです。
何で呪いが解けるか、また呪いを自覚することが出来るか(生き辛さや悲しさの原因がわかるか)きっかけは人それぞれですが、私はアクセサリーがそのうちの一つでした。
勿論作品もとても気に入っております。ただ個人的には勝手にその美しさはアクセサリーとしてだけの美しさというよりも、作家様の現実から目を背けず闘っている強さがふんだんにこもった溢れんばかりの美しさだと思っています。
作品をどう享受するかは消費者側の自由ではありますので、人の楽しみ方に水を差す気はないということだけご了承下さい。
ただ、私はこう思っています。という話なので。厳格な議論の場とかそんなんでもないただの一人の人間のブログですしね笑
今後とも愛用させて頂きます！
