暁の守護者と炎のレガリア 感想①
今回は3部構成でしたので(1部、2部、3部とそれぞれ公開時期がずれていた感じです)
感想も分けようかなと。というのも、主に感想があるのが1部と3部だけなのですが笑
ネタバレありますので、まだご覧になっていない方はスクロール要注意です。
あ、この列伝を見る前に見ておいたほうがいい列伝・関連該当するメインストーリーの箇所はクリプトラクト公式Twitterでアナウンスされている通り、
列伝
・日輪の帝国と篝火の皇女
・赤き壁の追憶
・落日の王国と暁の後継者
メインストーリー
・マップ9のレッドキャッスル編
・マップ10のルッケンバウム編
ですね。公式さんからのツイートありがたかったです。
ではいきます
個人的に正直1部がかなり好きでしたね笑
好きというか、私が大学時代に学んでいたことに近いものがあったので、かなり興味深かったです。
結構リアルな世相反映しているなあと思って。
私達の便利で資源に困らない生活が成り立っているのは、様々な国での人身売買、搾取があるところはあっての上です。
もちろんそういうことばかりではないと思いますが、現代の会社のブラック企業だって一種の搾取ですし、資本主義社会である以上搾取はいたるところで行われているんです。
これは決して今に始まった事ではなく、戦時中も国を植民地化したりしていましたよね。
今でも紛争は世界で絶えず起こっていますが。
クリプトラクトの世界に話を戻しますが、ギルサニア帝国も大きな帝国なので、それぞれ土地を治める皇族達がいて。
私はその設定も結構リアルで好きですね、ざっくり言うと現実世界の政治の縮図みたいな、クリプトラクトなら皇帝(現実世界なら総理大臣、大統領等)がいて、様々な与党野党その他沢山の党があって。
まあ、そりゃ国も大きくなっていけば皇帝としての玉座を狙うもの、そして狙うもの同士で蹴落としあったり、内部分裂したり。
それなりに何か悪事を働こうとするヤツも現れるわけですね笑
色々な問題が出てくるのも無理はないと思います。
ギルサニア帝国の皇都セントラルの東、クリスタルパレスという土地を治めている、メイルス家のドールの民の人身売買隠蔽問題も結構リアルだなあと思いましたね。
ドールはギルサニアの保護下(という名目、この言葉にもちゃんと切り込んでいたのが良かったですね)にある国です。
保護下というのは支配下をいいように言っているように聞こえますね。
実情はまさに支配下に置かれていますからね。
このシーンで考えさせられたのは、ギルサニアの皇族アストリアとフィリックス(左二人)が、ドールから革命家としてギルサニア領に襲撃したオウロン(右、私の新たな推しメン←)
本来ならここ、敵対するところですよね。
オウロンはテロリストみたいなもんですし笑
この前のシーンからわかりますが、おそらくアストリアは正義と悪について考えさせられているのかなと思いますね。
オウロンが理不尽にギルサニアにテロを仕掛けているのであれば、間違いなくアストリアもすぐに敵対して捕まえるなり処刑するなりしていたと思いますが、
アストリアのセリフからわかるように、アストリアはオウロンの行動に関心を持っています。
この前のシーンからもわかるように、オウロンは確かにギルサニアにとっては立場上はもちろん敵です。襲撃しようとしているのですから。
ですが、オウロンがギルサニアを襲撃する目的は、人身売買の対象として捕らえられているドールの人間の子供達を救い出すっていう、、、
ギルサニアから見ればオウロンは悪でも、ドールの民からしてみればオウロンは英雄ですよね。
襲撃を一概に悪事と言い切れない、というのも、世の中はなにが正しいかとか、なにが正義でなにが悪なのかっていうのは一元的なものではないということですかね。
ギルサニアのアストリアとフィリックスは皇族であるにもかかわらずこの実情を知らずにいました。ということはうまく隠蔽されていたということなんでしょうね。
近頃、政治家の不祥事等が次々に明るみになっていっていますが、私たちが報道で知ることってきっと氷山の一角で、
まだまだ隠蔽されている事実(善か悪かではなく、実際に行われているものとして)があるのでしょう。
しかし、それでもうまく隠蔽してのうのうと政治家として生きている人もいるのではないかと思います。
話戻って、アストリア達はいい出会いをしたんじゃないかと思います。
世の中、実は気が付かないということが一番怖いことだったりもしますからね、、、あとは、普段私達は特に気にならないこと、当たり前のようにある便利さの裏には、搾取が行われていたりもしますからねー
実際にアストリア、フィリックスもこの事実には遺憾だと思い、オウロンに手を貸して人質にされているドールの民を救い出そうとします。
個人的にはここでアストリアの株上がりました。笑
最終的に、人質として捕らえられているドールの民を一時的に救い出すことには成功したのですが、まだまだアストリアへの試練は第2、3部まで続いていきます。
ここからはキャラに対しての感想を。
アストリアの過去って、今までになんだかんだで詳しく述べられていなかったですし、アストリア目線での気持ちとかっていうのもそんなに触れられていなかったですよね。
個人的にアストリアの印象って、なんでもできるもちろん平均水準は高いですが、極めて平均的な人っていうイメージで、
まあ良くも悪くも普通の皇族というか、平均的なエリートゆえに尖っているところがないというか笑
私めちゃくちゃ失礼なこと言ってるけど大丈夫かな、、、笑
でも彼にも、抱えている悩みがあることと、自分に足りないものを自覚していたり、周囲に助けられているということに気付いていたり、
それをギルサニアの民を守るということで返そうとしていたり。
凄く素質のある人なんだなあって思いました(何様w)
アストリア自身が助けられながらも周りの人たちを引き込み、人々を守ろうとしながら軍を率いていく姿はかっこよかったですね。
人から助けられているということを学び、自覚することって大事ですよね。もちろんそれをどう還元していくかっていうところもそうですけど。
まあそれは置いといて←
大本命はオウロンですよ、、!!!
あああまずい、ハウラちゃんほどではないけどかなりの推しレベルです、、、
かっっこよすぎるし好みのタイプすぎる
薄々気付いてきたんですけど、理不尽に抗っていく系のキャラが好きなんですかね私は、、、笑
まあもとから自分がその気質っていうのもあり、共感しやすかったり感情移入しやすいっていうのもあるかもしれませんけど。
あとお口は悪めだけど言ってる内容は優しいとか、人を想う気持ちが感じられるとか、有言実行だとか、筋肉質だとか←
かっこいい
(↑アストリアからの、死者は出さないで欲しい、というお願いに対して)
あーーーーーーかっこいい
アストリア達の助けはあったけど有言実行やん
かっこいい
語彙力が消失するくらいにはかっこいいですね!
見た目も気質もローグに似てますし、これは推さない理由がないです笑
個人的には、どうしてこんなにオウロンがドールの民から頼られるようになったのか(本当に軽く過去の話はしていたものの、革命家として頼られるようになった詳しい経緯はわかっていないので)
知りたいですね、彼がどういう風に生きてきたのか。
これはオウロンに惚れますよ、、、彼のかっこよさにも是非注目してくださいね!←
まあそれはさておき、1部から結構考えさせられる内容で良かったです。
あとの部はまた軽く感想書きますー
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