momomo1124’s blog

好きなものなどひたすら壁打ちしています。

クリプトラクト 個人的おすすめ列伝 〜心にずっしりくる編〜

あくまでも個人的意見にすぎません。

一つの参考材料程度にご覧いただければ幸いです。

 

個人的に厳選したおすすめ列伝をおすすめポイントとともにあげていきます!(2020年3月現在)

 

尚順位付けは敢えてしないスタンスです。あげた順=順位順ではないので、おすすめポイントを参考にしていただけますと幸いです。

 

タイトルの通り、個人的に心にずっしり響いた(ずっしりの"重さ"はそれぞれ異なります)列伝を3つあげていきます↓

 

*大罪監獄アルカトラズ

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おすすめポイント

・人間の七つの大罪をモチーフに、人間が誰しも抱き得る感情による殺人罪から、それぞれのキャラクターがそれぞれ個人的に抱えている、或いは自分に背負わせ過ぎている"罪"

それを抱えながら克服していく者、償っていく者、感情を利用され人間の姿を捨てることになり"犯罪者"になっていく者…

様々な"罪"と、一部人間がその呪縛から解放される様が、個人的に、現代に生きる人間として一番響いた列伝です。

 

・"抗うこと"←ぱっと見、反抗するっていうあんまりいいイメージが抱かれにくいのですが、生きてると世の中の沢山の理不尽にぶち当たりますよね。

そんな世の中で黙って耐えてないで(忖度して)闘って、そして闘っていくのは決して一人じゃないと、未来へ切り開こうとするキャラクター達に背中を押してもらえます。

 

・感動するというよりは考えさせられもするし、勇気をくれる列伝です。

このような人々の抗いの結果が現実でも、過去もこれからも歴史として積み上がっていくんだなと思ったと同時に、無かったことにもされ得るんだなと…

無かったことにさせないために、今後のクリプトラクトの展開も気になりますし、現実で生きる私達も何をしたら良いか。考えさせられます。

 

・キャラクターが最 高 に 好 き

 

・但し、文字的なグロさと若干グロ描写があるので、その辺りが苦手な方はご注意下さい!

 

 

*千の光を率いる獣

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おすすめポイント

・おすすめ列伝に総じて言えることですが、一つの物語としての完成度が非常に高いです。ラスト付近の戦闘BGM(覇王、再臨)もかっこいい。

 

・個人的には、キリア(バナー左)の人間的な変化にご注目頂きたいですかね。最初は傲慢王でなんだこいつとイラッとくる方もいらっしゃるかもしれませんが笑、段々と内面が変化していく様は自分を省みることの大切さを教えてくれるようにも思いますし、人間としての誇りと矜持を保ち続ける。これは現代でも通じる信念かと思っています。

キリア以外にも登場するキャラクターが各々しっかり役割と個性があって活きています。

 

・"意思"って聞こえがいい言葉ですけど、この言葉について様々な角度から考えさせられます。なるほどそういう見方もあるのね、と。

 

・これは個人的な事情ですが私がクリプトラクトを始めて数ヶ月後、(列伝読了後にもらえる)オーブ5個回収しにいくぞ!って軽いノリでカフェで見てたらボロッボロ泣いて隣の人に不審な目で見られたので、公共の場で読むのはご注目下さい笑

 

・事実として起こった出来事は切ないけれども、人間や天使の変化の過程、成長がしっかり描かれていた為、私としては悲しいだけの涙ではなかったです。

 

・彼らが目指した世界とは

後日(日どころのレベルでなく数千年後…?)談、ショートストーリー 物語の栞(短編集的な感じで捉えて頂ければ、ホーム画面→イベントクエスト→ストーリー→ショートストーリー 物語の栞の流れでタップしていくと辿り着けます!)

眠り辺の少女と温かな月 で語られます。併せて見るとより良いかもしれません!

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*泥濘に落ちた雫

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おすすめポイント

・上記2列伝同様、一つの物語としての完成度が高いです。物語の最初から最後まで作り込まれている感じ、気合いを感じました。

 

・人が生きる意味とは、を根本的に考えさせられる列伝。決してこればかりが正解ではないですが、人がそれぞれの愛に生き、人はなぜ生きるのか、の答えの手引きくらいにはなってくれるんじゃないかな、と思います。

 

・フェンテ(バナー右)の台詞がとにかく名言多い!のでご注目頂きたい点のうちの一つです。

 

・重いか軽いかで言ったら断然重めですが、その分ずしんと響くものがあるということ、と私は思っているのでおすすめしておりますが、感情移入しやすい方だと、特に家族や兄弟(姉弟)が好きな方だと感情移入し過ぎて辛くなってしまう可能性があります…

が、最後に一雫でも希望を残す塩梅が絶妙で個人的には素晴らしい作品だと思いました。

物語の締めの、現代人は幻獣は災厄であるとの認識を持っているのを皮肉っている感じもまた良いですね。

 

参考資料として、ファルス(この物語の後に建国された国。現在は滅亡していますが)関連の列伝です↓

*落日の王国と暁の後継者

*剣火の騎士と英雄の歌

 

・あまりにも列伝が良かったのでそれなりに気合い入れて感想書きました!

※盛大にネタバレ含んでおりますので閲覧ご注意下さい!※

泥濘に落ちた雫 感想① - momomo1124’s blog

泥濘に落ちた雫 感想② - momomo1124’s blog

泥濘に落ちた雫 感想③ - momomo1124’s blog

 

以上です!

 

ひとまず列伝単体として完成度が高いと思ったものを選びました。冒頭にもある通りあくまでも私個人の好みですので参考材料の一つ程度に見ていただけますと幸いです!

 

お次は列伝単体としても良く、程よく重過ぎないもののおすすめが出来たらいいなと思っております。

 

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