英雄の歌と暁の平原 感想②
今回は全体的な感想です。
・物語の展開自体は、ほんの一部はあ〜そうなるんだとは思いましたが、全体的には「まあ、そうだよね」って感じ
個人的に展開に驚きはほとんどなかったですね。
前回の鉱国の翔龍と英雄の歌で大体展開は読めたので、まあ、予想通りといった感じでした。
ただ、英雄の歌シリーズを1つ1つ読み進めていくうちにあれ?これってもしかして…ってなった上での読みでしたので、英雄の歌シリーズ1つ1つ読みながら
これはこういうことだったのか…
え、でもこれどうなるの!?
と予想したり、シリーズ毎に新しい情報があったり、今回に至るまでの過程での展開は色々気にしながら読んでいたので楽しかったです。
個人的には今回の列伝の重要な点は、最終的に伝えたいメッセージを極めてシンプルなところに帰結させているところだと思っています。
ここに至るまでに過去の英雄の歌シリーズという説得力があったから、より今回のシンプルなメッセージが響いたところもあります。
なのでやはりシリーズとしてまとめておすすめしたいです。
・今回の列伝(英雄の歌シリーズのまとめ)を読んだ上での個人的ベストおすすめ列伝は「祈りの翼と英雄の歌」
(すすめるなら、ですけど…個人的に一番好きなのはやっぱり鉱国の翔龍と英雄の歌なのでこちらは列伝解説パワポでも作ろうかと画策中です)
私はこちらを推したいと思います。
今回の列伝でもかなり気合が入った描写が多く、こちらは扱ってるテーマも興味深く単体でもおすすめ出来る上に(取り上げているテーマが良いし、展開もなかなか先読みがしづらい上に、最後はあぁ……ってなる これは多分読んだ人にしかわからないですが本当にあぁ……って感じ)
今回は特にフルボイスの良さが全面的に出ていて臨場感がありました。
なんだかんだでこの列伝と今回の列伝の回収の仕方が、一番人間にとって乗り越えるのが困難な壁なんじゃないかなと思い、多分大体の人はこの壁にぶち当たると思うんですよね。大切な人の死ってすべての人間に共通して訪れるものだから。
ベルモント、オスティナの演技が共に素晴らしいので、こちらは是非ご覧頂きたいです。
・総合的に、かなりおすすめ!
〇〇と英雄の歌シリーズは総合的にかなりおすすめ度が高いです。
6話完結のドラマを見る感覚で読むといいのかなと思います。
ボリューミーではありますがやはり個人的にはシリーズで楽しむことを強くおすすめしたいです。
以下、その他の英雄の歌シリーズと個人的感想↓
・不朽の草原と英雄の歌
話のトリックとしては面白い…かな…?
・剣火の騎士と英雄の歌
胸熱系で掴みが良いので、初読としておすすめですね。少年漫画かのような。特に戦友みたいな存在がいる方にすすめたいです。
単体でも楽しめる且つ今後の展開も気にさせるような感じに仕上がっています。
全人類ローランに落とされます。
・砂漠の白銀と英雄の歌
姉妹、兄弟がいる且つ好きな方におすすめしたいです。そういう方には今回の列伝を含めたらかなり響きそう。
普通にいい話です。トリュファイナ(バナー中央)の図鑑文好き。スレイマン先生の軍略も楽しめるかと思います。
・鉱国の翔龍と英雄の歌
いや、あの、これは…………
多分初読は大体の人は???となります。よくわからんと。
なぜなら過去記事で解釈や解説を書いた通りこの列伝はかなり特殊な立ち位置であり、解読にかなり時間を要するからです。
ただ、私はなんとかおそらく全部ではないものの多少は解読出来たので、簡潔にパワポかなんかでまとめられたらいいなあと思っています。
この列伝をよくわからんで放っておいてはいけない
今回の英雄の歌総括にあたりかなり重要な情報が含まれているので、とりあえず一読はしておくことはすすめます。
ファンタジー感はないです。リアルです。共感や感動は期待しない方がいいです。そういうのを狙ったものではない(と私は思っている)ので。
列伝というより何かを考えるきっかけのもの、みたいな感じですね。
総括はかなりあっさりしていましたが、ちゃんと重要なポイントは織り込まれていましたし、それがむしろフェイロンらしさなのかなと思いましたね。
・キャラデザが最高!!!!!!!!!!!
これは百聞は一見に如かずですね。デザインが素晴らしいです。
これもまた後述しますが英雄達も個性豊かでキャラとしても良かったですよ、本当に。
インストールしたら無料ですぐに読めるので、ぜひ幻獣契約クリプトラクト をアプリ検索してダウンロードして読んでみてください!(データ量だけご注意を…!)
今回は以上です!
(c)BANK OF INNOVATION 該当画像の転載・配布等は禁止しております。